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一級建築士27歳、転職活動での後悔

こんにちは。Sho建築士です。

僕は新卒から5年間勤めた住宅会社を辞めて2020年5月に今の設計会社に転職しました。

僕が転職活動をして感じたことや、施工管理から設計への転職を実現させるために必要だと思うことをお伝えします。

今転職を考えてる人やこれから就職する人にも役に立つと思いますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!


・転職の進め方

準備を始めたのは2019年10月頃でした。内定が出るまで、4〜5ヶ月の転職活動となりました。

僕の場合、まずはじめに転職エージェントと面談をして、履歴書や職務経歴書を作成しました。

自分は海外での経験、一級建築士資格があったので、それを中心に書きました。

書類選考、適性検査で約2ヶ月、面接2〜3回を約2ヶ月で行うのが一般的です。




・どうやって求人を探したか

前職では木造戸建の施工管理がメインだったので、新しいチャレンジとしてさらに規模の大きい建物の意匠設計職を探していました。

求人の目星はついてましたが、建築業界に特化した転職サイトから、オールラウンドな求人をもつ大手転職サイトまで、なるべく多くのサイトに登録して、なるべく多くの求人に目を通すようにしていました。転職エージェントからもおすすめの求人を紹介してもらっていました。

いくつか気になる求人に申し込んで結果をもらってみると、この求人は書類通りそうだなとか、もっと経験値がないと通らないだろうな等、おおよその自分の立ち位置が分かるようになってきます。

そうして求人を絞り込んでいき、面接に進む企業が決まりました。




・トントン拍子で進んだ面接


一級建築士の資格を持っていたこともあり、設計経験ほぼゼロでも興味を持ってくれた企業さん2社と面接することになりました。

面接では、転職しようと思った動機、これからどんなキャリアを作っていきたいか等を聞かれました。

当時の自分は「最終的には海外で建築設計をやりたいんです!」と目を輝かせてました。笑

逆に裏があるのではないかと疑うくらい、一次面接、最終面接を楽々通過し、うち1社から内定をいただきました。

この時に2社同時並行で進めるべきだったのですが、1社からの熱意がすごく、最終面接をもう1社より早く受けることとなりました。

このことが後に選択肢を狭める要因となりました。



・内定をもらった後の選択肢の数

内定には回答期限があり、内定をもらった後、その企業に転職するか、現職に留まるか、はたまた別の企業の選考に進むか、を決めなければなりません。

この時点でいくつかの企業からの内定があり、選択肢があった方がベターです。

僕の場合は、1社から早いタイミングで内定をいただいていたので、転職するか現職に留まるかの2択でした。




・もっと視野を広く持てばよかった

結果転職することにしたのですが、この時にもっと多くの選択肢を持っておきたかったです。

選択肢を多く持てば、より客観的にその企業のことを見ることができます。

私の場合は、内定が1社からしかなかったので、転職する/しないの決断をするだけでした。

そうするとどうしても視野が狭くなってしまい、転職先に過度な期待感を持ってしまいます。

内定を数社からいただき、その中できちんと精査することが、後悔しない転職活動の進め方だと感じました。




・転職後に感じたこと

住宅会社のイケイケな雰囲気から技術者集団である建設コンサルタントへの転職は、社内に流れる空気が全く違うことに驚きました。

社内の雰囲気を知るには入社前に、その会社の新卒社員と話すとリアルが1番知れると思うのでオススメです。

また転職してみて感じたことは、一級建築士資格が転職市場では最強であることです。

新しい会社の上司に言われたことは、「海外での経験を買われたのではなく、一級建築士資格を持ってるから採用したんだよ」でした。

若い世代の一級建築士保持者はどの企業でも重宝されます。

一級建築士資格の早期取得は転職面でも良い方向に進みますので、これから受験される方は頑張ってください!



・施工管理から設計への転職は可能なのか

結論、可能です。
一級建築士資格を持っていたからかもしれませんが、給料を高望みしなければ採用してくれそうな企業は多くありました。

資格を持っていなくても転職できる企業は中にはあると思いますが、より良い条件を求めるのであれば、資格はあった方がいいと思います。

僕の場合は、転職の軸として、働き方が自由で、業界の中で上流に位置していて、給料が現状よりアップが期待できるところで絞りました。

結果その願いを叶えられる企業に入ることができましたが、現在は不満に感じることが多々あり、すでにさらなる転職を考えています。

これは次回以降記事にしたいと思います。

・最後に

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。

これから転職や就職を考えてる人へ私から伝えたいことは、視野を広く持ち、より多くの選択肢を残しておけば、より客観的に企業を見つめることができ、入社後のギャップを少なくすることができるということです。

私の経験が、誰かのためになりますように。

今後もこのように自分の経験を記事にしていきますので、よかったらフォロー、いいね、よろしくお願いします!

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