見出し画像

二世帯住宅を建てるに至った経緯⑥〜完結編〜

三井ホームから建築費の総額が出てきた。
「えっと、7000万円…くらいです。でもこうやってローンを組めば…!」

あゝゲームオーバー

両親との約束は6000万円。
予算は絶対変えられない
折角少しづつ戻ってきた両親の信頼がまた無くなってしまう。さようなら三井ホーム

三井ホームの営業さんに1番大好きな間取りだった事を伝え、予算が合わなかったのでごめんなさいと伝えた。

A社とは細かい間取りを詰めていく、B社とは予算の事を言われ続け先に進まず。
私、B社のそういう所が嫌いなのよね。
と、どんどんB社を嫌になっていく母。笑

これはA社かなー。と思っていたら三井ホームから電話が。

「お金、何とかおさまるかもしれません!その方法を考えました!!」
話を聞くと、勿論値引きもしてくれたが値段が下がる色々な代替案を考えてくれたのだ。
間取りは変わらない。

形勢逆転。

真摯に向き合ってくれる営業の方、間取りは申し分ないし、三井ホームに決めた。
契約後も金額の増減はあったものの無事6000万円に解体、建物本体工事、外構工事をおさめることが出来た。

遂に、、遂に、終わった!!!
完成時は嬉しさもあったけれど疲労感が凄かったのを今でも鮮明に覚えている。
燃え尽き症候群になってしまい、外構工事は「私達何の意見もないから」と親世帯に全て任せる事にした。笑

因みに三井ホームで打ち合わせが進み工事が始まる直前、B社からいきなり連絡が来た。
順調ですか?工事が始まらないので何かあったかなと思って。よければ相談に乗りますよ!

三井ホームからの乗り換えを期待したな!?
母が嫌だったのはそういう所ですYO⭐︎



家作りは本当に大変である。1人で全てを決められればどれだけ楽か。
更に2つの世帯で1つのものを作るというのは本当に難しい


ただ、あんなに衝突した両親とも今は笑い話。
家族皆が家を気に入って暮らしている毎日が嬉しい。
そして、三井ホームはアフターサービスも完璧である


6回にもわたる連載を最後まで読んでくださってありがとうございました!

正直これでもだいぶ内容を端折りました。

6000万円におさめる為には三井ホームの値切りだけでは無理で、私達も「こうすれば安くなる!不要な物ある!」とひたすら図面や見積書と睨めっこしたし、旦那ともこだわりポイントがずれて衝突したし。
両親からも何度も不満が溜まったと呼び出しをくらいました。。

普段家を専門にしているわけではないけれど、一級建築士として建物を設計しているから、見積書や図面、契約書の見方は慣れていました。
だから、予算内にこだわりの家を建てられたな、と思っています。

これから自分の経験と知識を使って、二世帯住宅特有の計画の進め方のポイント、建設会社の決め方、どうやって予算内におさめるか、契約するまでにやっておくべき事等を具体的に皆さんに発信したいと考えています😊!

予算内でハッピーにお家作りを進める方法をもっと広めて皆様に還元していきたいと思います☺️ 宜しければサポートお願いします!