年末に大掃除すると素敵なことに気付くよ

妻が少しずつ大掃除を進めていて、僕も休みのたびに少しずつ指示を受けております。

正直、めんどくさい!

いつも掃除してるんだから、良くない?年末だからって大掃除する必要ある?と嫌々やっていました。

でも、今日。

たまったほこりを掃除していて気づいてしまいました。というか、思い出しました。

昨日掃除したばっかりなのに、もうほこりが溜まってる。毎日毎日掃除してもほこりが溜まる。

それはなぜ?

子供たちが掃除する僕らを気にもせず散らかしたりほこりをまき散らすから?

じゃあ、子供たちはいないほうがいい?

ほこりを出さずに生きるなんてことは可能なの?

毎日毎日、ほこりが出るってことはさ、家族が元気で生きていいるっていうこと。

もしも家族がいなくなって、ほこりすら出ない家に住んでいて、僕は楽しいのか?しあわせなのか?

手の届かないところにたまったほこりを拭き取る。

ついこないだ掃除したと思っていたけど、もう半年以上たっているんだなと思い出す。

この一年。この家で家族が元気に生き続けた証。

僕らも、この家も、ここに存在した証。

一年のほこりを落とすというのは、何もきれいにすることだけではなく、

僕らが一生懸命生きた一年、活かされた一年、家族や支えてくれた人、生活を支え彩ってくれた家具や道具、家そのものが当たり前ではないことを再確認し、感謝する。

そのきっかけを与えてくれる風習が「大掃除」なんだな。

だから日本では昔から、年末になると大掃除をして一年を振り返り、また新しい年を迎える準備をするんだな。

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