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何故、北海道の十勝地方のワインがこれほどまでに名産地になったのか?

こんにちは、ハレルヤです。
今回は十勝ワインのお話です。

ワインは本場のフランスを筆頭にイタリア、ドイツ、カリフォルニア、オーストラリア、チリと今や外国産のワインが数多くの国々から輸入されています。

しかし、こうした輸入ワインに対抗して根強い人気を誇るのが北海道 池田町の十勝ワインです。


1961年 池田町はブドウ栽培から始めました。
新参者にも関わらず、ルーマニア、ハンガリーなどで数々の賞を受賞。

70年代初めにはヨーロッパワインにも負けないほどの質の良いワインを完成させました。

池田町がこれほどまでにワインに力を入れられたのは、当時の町長の丸谷金保(まるたにかねやす)という人物の存在が大きかったのです。

池田町はもともと冷害がひどく当時は過疎化が進んでいました。
1952年には十勝地震に見舞われ、その2年後には凶作が続きました。

町の財政も悪化して、町民も札幌など都市に流れる家族が目立ち始めました。
そんな町をなんとか活性化させたいと町民の先頭に立ってワイン作りに取り組んだのが丸谷金保さんだったのです。

丸谷金保さんのモットーは『企業感覚を持て』『一人で二人分の仕事をこなせ』『徹底的に調査しろ』『若い奴と議論しろ』『通年には根拠がない、冒険心を持て』でした。

町長を筆頭に海外視察、寒冷地でも育つブドウの品種改良の試行錯誤を繰り返し、僅か10年足らずで世界に誇れるワイン作りの完成に導いたのです。

現在、池田町には北欧の城郭を模様した美しい町営工場が建てられています。

地下がワイン貯蔵庫、一階が工場、二階が研究室、三階がレストランになっていて十勝ワインと料理を楽しみながら雄大な十勝の景色を眺める事ができます。

北欧の城郭をイメージして作られた
地下の貯蔵庫
一階は工場
2階は研究所
3階はレストラン
十勝平野が見渡せる。

今回は以上です。


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