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くじけないイギリス生活25日目 「思い通りにならなければ無価値なのか」と「英語の5文型」との関係

英語の動画をみようと、Youtubeを開くと、「化物語」のプロモーションがある。
2024年開始ということだ。。。10年ぶりくらいの復活か。
ぜひとも日本で見たかったが。

化物語の中の1シーン。
主人公にフラれた千石に貝木が話す場面がある。
「阿良々木にフラれたら、おまえの人生に価値はないのか」と。

英語のイベントを通じて、子供の学校について進捗があり、エージェントと話す。
「せっかくイギリスに来たんだから」
「言葉の壁を越えてこそやった感があるじゃないですか」
などと、
押せ押せのエージェント、笑顔の魔女からの
励ましの言葉をもらう。

話すと元気になる相手がいるのは本当に素晴らしい。

自分の好みの問題としては、
レベル99で笑っぱなしの人生がよかったのだが、
どうやら現実はそうではない。
そういうことを痛感する。

何せ英語ができない。

英語の勉強をしようということで、
文法担当として、家族に5文型の話をする。

・私はする
・これとこれは等しい
・私はこうしたい
・あなたにこれをあげる
・これにはこうあってほしい

子供にも分かるようにと説明するが、
それじゃ文が作れないと妻からダメだしをもらう。

この5文型について。
混沌とした世界を5つのタイプに単純明快に分類したというのだから
驚くべき発明だと、あらためて気付いた。

さて。
完璧主義だった私は、思い通りにならないと投げ出してしまう。
すくなくとも、価値を感じなくなってしまう傾向があった。

スマホのカメラをみても、
たぶん思い通りなものを保管したいという思いが動機となっているものが多く、「意外な感動」みたいなものをあまり撮っていなかったことに気づく。

「過去こうしていれば」ということについても、
頭の中で思い返して思い通りに妄想するが、
それはあの時のその時点においては、どうやったら良かったのか
分からなかったことである。

そして、
それらを含めての今の私ということになる。

こうしていたらは自分の理想と思っていたのだが、
実は「理想のみせかけをした、重荷だった」のではないか。
過去を思い返すほどに、足の鎖が重くなる。

何もかも思い通りにとか、そんなんは無理だった。
それが今の自分。

ここまで考えると、
「本当の意味での理想と自分の思い通りとは、別のもの」
なのかもしれない。
「理想を、うまくいくこと」と履き違えていた。

思った通りではない。
だからといって、目の前の今を、ダラダラして過ごすのはバカだと思う。
過ぎ去った過去についての認識が、今かわった気がする。
なんかそんなもんかあ…みたいな感じ、へ。

世界の見方が「5つだけ」かあ、というのに驚くとともに、
否定も楽観もなく、思い通りにならんこともある…くらいには思える。

現実についての認識が、かなり明快になってきたなと思う。

※ナーサリーに申し込みに行く。
「今はいっぱいで」と言われるのは、日本と同じかあ。
受付をしながら、来たばかりですねと言われたが、もうそろそろ1か月が経とうとしてる。

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