麻雀日記①「鳴き読み」
鳴き読みってなんかカッコいいじゃないですか。
「こいつ麻雀知ってるな……」
みたいな感じがして。
もし麻雀初心者の女子に
「それチー出しのまたぎ牌だからうんぬんかんぬん」
って教えようものなら
その女子は
『え……ま、またぎ……?何言ってるかよくわからないけど……なんか「またぎ」って響き……エロイよ……………いいよ?……わたしまたぐね……』
って感じでまたいでくれる可能性が微増すると思うんですよ。
いや、またぎは危険なんでまたがないでほしいんですけど、
いや、でもまたいでほしい。
そんな「またぎのパラドクス」がそこに生まれます。
とにかく鳴き読みできる人はなんか凄い感じするじゃないですか。
それになりたいんですよね。
でも実際、天鳳・雀魂とかのネット麻雀だと制限時間が限られてるので、
鳴き読みをするのってかなり厳しいですよね。
そもそもパターンも多いし、それを使う場面ってあんまないし、
強い人でも苦手・してないって人は結構いると思います。
じゃぁなぜ鳴き読みがしたいのか。
パズルみたいに面白いじゃないですか。
一個一個可能性を排除して、パターンを絞る。
で、待ちを予想して当てて見たい。そこにロマンがあります。
得意ではないんですけど、
そういうパズル的要素がある鳴き読みが僕は好きなんですよ。
だから牌譜を見返してるときは、
「あ~これ鳴き読みしたら待ちわかるんかな~?」
みたいなことを考えちゃいます。
そしてそのあといつものLINEグループ(ほぼ十段、元九段、運だけの人)に、
「これってこうだからこの待ちのパターンって存在しないよね?」って聞くと、
ほぼ十段の人にはだいたい話に参加してくれません。
彼は
『これ話長くなるやつやん…』
って感じで、長くなりそうな話題に対する危機回避能力がハンパではありません。
俺に麻雀を教えてくれよ……
あとたまに運だけ(腕もあります)の人もたまに参加しますが、
レアケやほとんど役に立たない系のやつはあんまり興味を示しません。
彼は効率よく麻雀が強くなりたいタイプです。
微差何切るを聞いても「好きなの切りなよ」って言われます。
いやいやこっからオレとお前で熱い何切るトークはじめようぜ!
なので仕方なくいつも元九段の人とやりとりしています。
彼も相当鳴き読みが大好きです。
彼の特徴としてはことあるごとに
「オレ昔はルービックキューブ、アベレージ20秒ぐらいだったよ」
って自慢してきます。
まじでどうでもいいです。
そんなこんなで、今回は元九段と鳴き読みしてみただけの一局を書いていくわけですが、特に得られるものはないかもしれないのでご了承下さい。
あと間違ってることもあると思うので許してください。
自分の理解を深めるべく書いてみた麻雀日記みたいなものです。
主旨は相手の見えない手のパターンを想像することは楽しい、ってことです。
では、もし興味があれば一緒に考えながら読んでみてください。
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