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僕はHiphopを聴かなくなる。

僕がヒップホップを聴かなくなる理由。

僕にとってのヒップホップは前を向くための原動力だった。ヒップホップは今や時代のトレンドミュージック、嬉しい気持ちもある。

僕がヒップホップを聴かなくなる理由は、僕を励ましてくれたヒップホップが去ってしまったと感じるから。

僕にとってヒップホップは、不都合な現実を肯定してくれる材料だった。

時代はSNS社会になり、きっと革命的なことはもうスマートフォンの中意外ではきっと起きない。

時代の中で、きっと求められているから流行るのだろうと思う反面、知りたくなかった虚像のようなものが僕の中でヒップホップから剥がれ落ちている。

売る人がいて、流行らす人がいて、きっとどんな産業でも、そうなのだと思う。

僕にとってヒップホップは、インターネットでディグっている時や、レンタル屋さんで、ふと見つけて感動できる、感情の乗った芸術だった。

この先、僕があの頃のような感動を抱けるものはきっとこのジャンルにはないのだと思う。

これからはきっと違う音楽に静かさ、穏やかさを求めるとのだと思う。

ピアノとか聴きたいな。

さようなら僕のヒップホップ。

いろんな感性をうけて僕は大人になりました。

僕にとってのヒップホップは路地裏のヒーローだったよ。

だからきっとこの感情は僕のわがまま。

僕のような人が後ろに下がり、若い人が喜ぶのはきっと素敵なことだけど、きっと日本でヒップホップを最初に持ってきた人たちのような人たちは、時代が変わった今、また違う世界で違うことを選ぶと思う。

だからきっとそういうこと。

バンドサウンドが減ったように。

ギターをかき鳴らすヒーローがいたように。

音楽は時代と共にある。

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