ZINE 世界の足下から 台北 について
若き日に旅せずば、老いての日になにをか語る。
人生の節目節目において「旅に出ようよ」
と、背中を押してくれた本がいくつもあります。
それらはガイド本や旅の情報誌ではありません。
旅で出会ったひとびとのこと、
そのときに交わされたことば、
目的地にたどり着くまでの道のり、
そのときに眺めた空の高さ。
そんな個人的な体験が詰まったものばかりでした。
もちろん行くと決めたあとは、ガイド本を買ったりもするのだけど、
わたしを最初に旅に駆り立たせてくれた本たちは、