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机上海外旅行 (11) 乗り継いでプラハまで

9日目 その1/2
フランクフルトからポーランドの古都 Krakow へ向かうが、ユーレイルの検索ではドイツ北部の大都市を経由してワルシャワから南下する不経済 ? なルートばかりが出てくる。

自力でMapを見ながら北上しないルートをあたってみた。プラハあたりで経由泊し以降スロバキア行きで Hranice (フラニツェ)で乗換えポーランド南東部方面行きで行ける。

「Euro City」の乗継だ。プラハまでがちと長いがこれならKrakow に翌14:00には着く。

目処が立ったので先ずはプラハを目指す。チェックアウトして構内でピルスナーを買ってプラットホームが表示されるのを待つ。

8:21発のICEで乗換駅 Regensburg Hbf へ、3時間ちょいかかる。ユーレイルグローバルパスフリー4/7日目利用だ。

Regensburg Hbf 構内には軽食パン屋程度しか無さそうなのでブランチにビストロ車へ行った。2人がけのテーブル席が空いていた。嬉しいことに写真付きのメニューだ。

Café Crèmeを注文し、メインを探す。レンズ豆のシチュー  ロールパン付きにした。

Café Crème は注文後に淹れてくれるブラックコーヒーでたっぷりのクリームがついてくる。(と何かで読んでいた。) ホテルのインスタントばかり飲んでたから格別に美味い。シチューも深皿にたっぷりで濃厚だ。久々に「らしい」食事をいただいた。レンチン食でもかなりいける。

座席に戻って暫くして Regensburg Hbf に到着した。屋根なしのプラットホームへ入線。小一時間の乗り継ぎ時間があり気分が落ち着く。

駅はそれなりの規模だが人影はまばらだ。次の列車はREだから飲み物とスナック菓子を買い込んだ。

昼過ぎのREでプラハへ発った。4時間超えのロングだ。車窓の田園風景やちょくちょく停まる駅の様子を眺めていると半分はそれとなく過ぎてしまったが、後の1〜2時間がどうにも辛い。先頭から最後尾まで歩いてみた。ガラガラだ。

プラハ市内の交通共通チケットには特別のルールがある。65歳以上は無料だがスーツケースなどは別途有料だ。

App“pid”を立ち上げて妻のシニア24時間共通券とラゲージ券2枚を購入して準備しているうちにようやく着いた。
Prague Hlavni Nadrazi プラハ本駅。

ホーム階下のホールは吹き抜けの高いドーム屋根で広々とした駅だ。
ESCで下へ下りる。後でわかったが、どうやらホームは2階で中2階にホール、その下1階がコンコースだ。

今回は地下鉄でホテルへ向かうので、更に下りて地下1階から乗車した。その前に念の為ネットが繋がる1階でチケットを有効化した。
(本文内の階数表示は日本式)

乗り降りに改札が無いからストレスも無く2駅乗って降りて地上へでたら目の前がホテルだった。
チェックインしたのが17:00丁度で、あまりにも順調に来れて不思議な気分だ。

さて一休みして前もって調べたルートに沿って食事と市内近場巡りに行く。明朝には出立してしまうのだから。

机上海外旅行 (12) へと続く。











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