1x.com 挑戦記: 13 - パノラマ作品 -
今回は 5 つ目のアワードとなったパノラマ作品を紹介します。
提出した作品 no.19
19 枚目に提出した作品はこちらです。これまでも新しい形式に挑戦してきたので、今回は初めてパノラマを作ってみました。
審査結果
一般・エキスパート共にそこそこの評価でしたが、最終結果は「アワード」となりました。新しい挑戦で評価してもらえると嬉しい。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
これまでは 2:3 や 3:4 位の一般的なサイズの作品でしたが、公開作品を観ているとパノラマ作品もあったため、自分でも挑戦してみることにしました。
パノラマ写真
初めは風景ばかりかな？と思いましたが、意外と色んなジャンルでパノラマが存在し、表現の一つだと捉えられるようになりました。
風景を広く見せる
橋など幅のある建造物をすべて入れる
ストリートで多くの人の表情や状態を見せる
空間の広がりを活かしたマクロ撮影やポートレート
当然ながらそれぞれの作品に、パノラマにしたい理由がしっかり見えます。逆に横長になる分、不要な要素が紛れ込みやすいので、整理は必須です。
砂漠の広大さとラクダの列の長さをパノラマで表現。
複数の白鳥のそれぞれの違いを活かしたパノラマ
上下を入れない事で、より主題にフォーカスできる
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
横に広くする意味がある写真である
人物を入れたいという目的にあっている
ストーリーが感じられる
文化を感じる
インスタ時点ですでにパノラマとして一度編集済
撮影設定/時期/場所やコンセプト
2023 年 9 月のシアトル撮影旅行の出発地である羽田空港で撮影しました。
旅行前の安全祈願やお願いなど色々な絵馬が掛かっていて面白かったです。
ISO: 200
SS: 1/250
F値: 1.7
明るいけど一応室内だったので、ISO 200 固定にしてました。
何を学んだのか
これまでに学んだ、主題のフォーカスや構図の熟考を活用して作品を作りましたが、今回はパノラマという点が大きく違うので、試行錯誤しました。
色合いやグラデーション
パノラマの幅の考察
主題と構図
特に主題は「人」にして「絵馬」を背景にするのか、「絵馬」を主題にして「人」をアクセントにするのか悩んだ点と、横長で単調にならないよう、色と要素をレイヤー構造にしました。
インスタに投稿した時は、うまく色が扱えなくてモノクロにしました。
ただモノクロだと雰囲気が少し重すぎる気がします。最終的には
人を絵馬を分けて考えず、「絵馬に思いを託す人」という主題にした
木の温かさと人物の服の黒を活かせるようカラーにした
赤をアクセントにできるよう調整した
などの工夫をしました。元の写真はそもそもの角度が違ったりもするので、是非思考と編集の過程が気になる方は詳細もご覧ください。
有料部分では以下の事を書きますので、興味があれば是非ご覧ください。
1x.com の審査結果の詳細を画面を含めて説明
編集の方針や RAW 写真からの編集過程を説明
学んだことをもっと詳しく説明
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