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1x.com 挑戦記: 5 - カラー作品 -

提出した作品 no.8

8 枚目に提出した作品はこちらです。これまではモノクロ中心で、かつ日本国内で撮影した作品でしたが、今回はカラフルでかつ海外で撮影した写真を作品化して審査に提出しました。

The yellow tunnel

審査結果

無事「公開」となりました。この頃から、だんだんと 1x.com で公開される作品の雰囲気がつかめてきた気がします。

1x.com に対してどのように向き合っていたか

初めこそ連続で4 回落選しましたが、その後は公開 2 回、アワード 1 回と
順調に来たので、次はまた違う取り組みにチャレンジすることにしました。

1x.com では同じクオリティなら少し変えても「公開」される様でしたが、
幅を広げるべく、毎回できるだけ異なる作風を提出したいました。

カラー作品の挑戦

ただ単にカラーの作品というだけではあまり挑戦にならないため、前回同様ある程度極端な作品を創ることにしました。

  • メインカラーの 1 色が一目で分かる

  • メインカラーと黒のツートーンに近い

一枚の作品として壁に飾れるという意識は常にしていくので、今後はあえて書きませんが、当然こちらも一枚絵としての完成度を目指しました。

公開作品から傾向を学ぶ

毎度のことですが、テーマが違うのでまた公開作品から似た作品を探して、傾向と対策を考えていきます。

  • 基本モノクロで、1か所だけカラーの作品はそこそこある

  • 色が少ない作品は、原色に近いカラフルなものが多い

  • 元々の色を生かしているものもあるが、位相を変えているものもある

例えば以下の作品は、メインが 2 色の美しい風景のアワード作品です。

こちらの作品は赤の傘がワンポイントになった素敵な作品です。

こちらは私が好物な建築系のツートーン作品です。美しいですね。

アート系のキュレーションサイトであるため、日常スナップのようなカラー作品はやはり少ない印象です。

作品について

次に提出した作品について説明していきます。

選んだ理由

  • 「イエロー」がメインと明らかにわかる

  • 有名なアート作品で、これを主題とする写真が既に多く存在する

  • 構図と編集で独自性を出せる

撮影設定/時期/場所やコンセプト

初めて海外に撮影旅行に行った時の写真であり、設定もそこまで凝らずに、撮影していました。

  • ISO: 400

  • SS: 1/250

  • F値: 1.7

2023 年 6 月にソウルのリウム美術館で撮影した写真です。この通路自体がアート作品となっている有名な場所で、数多くの作品が既に存在します。
今回は編集で自分らしさを演出できるか挑戦してみました。

何を学んだのか

新しく学んだ事もあれば、これまでと同じ課題を感じた事もあります。

  • 単色カラー作品は印象が強い分、目を引くポイントがあると良い

  • コントラストと暗い部分の詳細をどの程度残すべきか

  • 主題によって縦・横どちらが良いか変わってくる

  • 主題によって編集の仕方が大幅に変わる

  • 写っていない部分は後からどうしようもない※

今回「目を引く」ワンポイントとして、2 人の女性の来館者を、うまく絵に入れることができたのが大きかったです。当日声をかけて、作品として使う了承も取れたので安心して提出できました。

こちらの作品、実は 62 作目として主題をより意識した、異なる編集によりアワードを取ることになります。この作品については、また後日詳細を紹介しますが、編集時点で「縦・横」どちらが良いかすごく悩みました。

今回は横構図を取りましたが、意図と詳細な編集が気になる方は、是非有料部分をご覧ください。

最後の「写っていない部分」については、Photoshop の生成 AI を使う事で追加することも可能ではありますが、やはり、撮影時に可能な限り後の事を考慮しておく必要があると痛感しました。

有料部分では以下の事を書きますので、興味があれば是非ご覧ください。

  • 1x.com の審査結果の詳細を画面を含めて説明

  • 編集の方針や RAW 写真からの編集過程を説明

  • 学んだことをもっと詳しく説明


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