【街歩き】
to 民藝の世界観を好む方
目黒。東大駒場キャンパスに囲まれた地に、日本民藝館はある。訪問後に考えたことまとめ。
僕らはきちんと見れていない-まとめ
この投稿。webにて、民藝館、民藝を調べまとめ出していた。だが。何か違う。そんな粒子を整えるような投稿では得られるモノは少ない。構成を変えて、このもやもやした気持ちから始める。
民藝館の創設者は柳宗悦(むねよし,※しばしば、そうえつ)。民藝品を「民衆」と「生活」と「実用品」三つの性質が結ばれたものとする。「用の美」をうたう。
“ものが人に対して便利に使われる「用」”
”精神的な充実を与えるという「用」”
“民藝”の用の美は、単に物資的な機能美ではなく、精神的なつながりをもつ概念と思う。そこから感じいるもの、その総称が民藝なのだと思う。
もやもやは、そんな概念と受け手の自分の行動とのギャップから。目に見えるものだけを表面的にとらえてしまうことの多いこと。”民藝”はそんな問題提起そのもの。モノに宿る文字通り”用の美”ともっと向き合わないとと思わされました。
全体的な感想を先に書きました。ここから、民藝を客観的に辿る丁寧投稿に。
日本民藝館とは?
そもそも”民藝”とは何か?
8つの条件が大変興味深い。特に”複数性”、今の言い方で、一定の大量生産。芸術品との違いが鮮明。暮らしそのものに美を見い出す。暮らしを内包する。
また、先日訪れたフィンランドデザイン展。フィンランドのモノについて。自然から着想し、暮らし機能が融合、工業的な生産に。少し”民藝”と通底するものがあると思った。
民藝館ギャラリー
※撮影不可で一部素材ページ引用。
民藝の入り口に
いろいろ書きましたが、この深淵な民藝の世界の入り口に立った気分。まがりなりにもものづくりの会社に勤めている。こういったモノへの構え、考えをもっておくことは、よいことだ。
本を2冊買った。これから飛び込む。
民藝とは何か/手仕事の日本
(参照) News Picks”民藝と共生”感想
News Picks落合さんの動画。視聴とその感想。
参照
NewsPicks 民藝と共生
日本民藝館
yaora
wiki”日本民藝館”