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ChatGPT4のレビューと活用方法

はじめに

みなさん、こんにちは。
最新のAIツール「ChatGPT-4」についてお話ししたいと思います。このAIは2023年3月15日にリリースされ、リリース当初は料金設定に少々躊躇いを感じつつも、2023年3月24日から課金を開始し、約2ヶ月間試用してみました。その間、ChatGPT-4の持つ強みと弱点を実際に体験し、その結果を共有させていただきたいと思います。

ChatGPT-4の活用法:強みと可能性

まずは、ChatGPT-4が私の日常にどのように役立っているのかを紹介します。

1.英語の翻訳

英字新聞や論文を簡単に和訳してくれる点は非常に便利です。ただし、専門用語の翻訳精度については注意が必要ですので、ダブルチェックの意味を込めて、DeepLと併用しております。

DeepL
DeepL翻訳:高精度な翻訳ツール

2.英語学習

私自身は、職業上、英語でメールを作成する機会も多いため、英作文の勉強に利用しております。シチュエーションを指定し、英文を添削してもらえますので、非常に重宝しております。

英語学習の具体的な活用方法

a) 英文メールの作成にあたり、架空の条件を設定します。
b) その条件に基づいて自身で英文の回答案を作成します。
c) ChatGPT4による添削が実行されます。
d) プロンプトの設定で模範解答をいただくことも可能です。
e) DeepLを用いてダブルチェックします。

ここからは、実際のChatGPT4の画面を交えながらご紹介させていただきます。

また、具体的なプロンプト(命令文)につきましては、有料ではございますが、最後でご紹介させていただきます。

a) 架空の条件を設定します。
 架空の条件を設定するのも大変ということでしたら、
 その条件をChatGPT4に作成してもらうのも良いですね。

b) 英文の回答案を記載します。

c) ChatGPTから添削結果が返ってきます。
 〇×だけでなく、より自然な英語の表現を補足をいただけたりもします。
 このような指摘は英語を非母国語とするものにとっては、
 非常に有益かと思います。

d) 設定次第で模範解答もいただけます。

e) 私の場合は、模範解答をDeepLに入れてダブルチェックを行います。
架空の条件の表現と少し異なる部分はございますが、ニュアンスは十分伝わるかと思います。

3.アカウント名の創作

もう1つの利用例として、アカウント名の創作が挙げられます。Twitterなどで自分のアカウント名を考える際、AIにコンセプトを伝えていくつかの名称案を提案してもらうことが可能です。まだ、完璧なアカウント名が出てくるわけではありませんが、ブレインストーミングの一環として活用することができると思います。

ChatGPT4の課題点

有用な面がある一方で、
ChatGPT4にはまだ改善の余地があるように思います。

1.飲食店の提案

「○○駅周辺の美味しいお店を紹介して」や「私の好みのお店情報を探して」といったリクエストに対する反応はあまり強くありません。架空のお店を紹介することも多く、食べログのURLを求めても全く関連のないお店のURLが貼られることもありました。

2.行先の提案(乗換案内を含む)

「最寄駅から1時間の範囲内で、子供と遊べる場所を教えて」と質問しても、1時間以内に行けるような場所の提案は得られませんでした。また、「移動の手段も併せて教えて」と追加すると、路線はあっても存在しない駅名が出てきたりと、すぐには使える状態ではありませんでした。

まとめと今後の期待

以上が、私が2ヶ月間ChatGPT-4を利用して感じた所感となります。強みとしては英語の翻訳や添削、アカウント名の創作など、様々な面で有用性があると感じております。一方で、現地情報の提供や具体的な移動案内など、まだ改善の余地が見受けられているのも事実です。

しかし、ChatGPT-4はリリースされてまだ数ヶ月であり、これからのアップデートによる改善が期待されます。特に、ローカル情報への対応や移動案内の精度向上などは、今後のアップデートで実装されると大いに期待できるポイントです。

最後に、ChatGPT-4について一言でまとめると、「使いこなせば有用になる可能性を秘めた新しいAIツール」だと言えると思います。これからもその進化に注目していきたいと思います。

プロンプト(ChatGPTへの命令文)について

ChatGPT-4を最大限に活用するためには、適切なプロンプト(命令文)の作成が重要となります。

具体的なプロンプトについては、個々の状況に合わせて作成することをおすすめします。
最後に英語学習のところで使用しました具体的なプロンプトを有料ではございますが、ご紹介させていただきます。
有料(noteの最低価格である100円)にさせていただいた理由は、儲けるためではなく、意図しないところでプロンプトが独り歩きしてしまうのを防ぐためのです。
正直、内容はそれほど大したものではございませんので、趣旨をご理解、ご同意いただける方のみ購入いただければと思います。

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