自分の力を発揮するために
FXで稼ぐこと自体は目的にはなり得ません。
FXはあくまで職業であって、FXを仕事にして稼ぐことができるようになればその先にあるものに手を伸ばせるようになります。
その先にあるものを掴むためにFXをやっているわけです。
良く言われますが、心底自分が達成したいと思える志が必要です。
こうなれたら最高だなと本気で思えるイメージがなければ道に迷ってしまいます。
絶対に目的を見失わないために紙に書いて目につく所に貼っておく必要があります。
驚くほど人の心は移ろい易いですし、驚くほど人は忘れ易い生き物です。
人が敷いたレールではなく、自分でレールを敷いて走ることは、困難を伴います。
ある時はどれだけ自信があってやる気に満ちていても、ある時には一瞬にしてやる気も何もかもどん底に落ちることもあります。
どんなに死ぬ気で本気で誓ったことでも、時間が立てば簡単に破られてしまうのです。
絶対とか100%ということは人にはありません。
なので常に目的も志も修正しながら、自分の中で強固なものにしながら進まなければいけません。
うまくいかないことも、どうなり得るかわからないことも覚悟しなければいけません。
人生も相場も完全に自己責任の世界です。
泣こうが喚こうが誰も何ともしてくれないことを理解しなければいけません。
一番大事なのは、自分に力をつけることです。
とにかく結果よりも自分の志に向かって自分の持てる力が発揮できるかどうかです。
スポーツでも自分の持てる力を発揮できるかどうかが焦点であって、人と比較して勝ち負けのみにフォーカスしてしまった時点で自分が崩れるきっかけになります。
自分の力が発揮できなければメンタルが崩れるのです。
自分の力を発揮できるように自分を強く引っ張ってくれる志がどうしても必要になります。
それが何より強い原動力になります。
自分が自分にできることを精一杯尽くしていればメンタルが崩れることはありません。
日本人の本性には武士道があり、これは現代に生きる私たちでも色々な所から死を身近に感じることで、今をいかに生きるかということに焦点を置く哲学です。
日本人として葉隠の一句
武士道と云うは、死ぬ事と見付けたり。(中略) 毎朝毎夕、改めては死に改めては死に、常住死身に成りて居る時は、武道に自由を得、一生越度無家職を仕果すべきなり。(聞書第一より)
に見られるような生の哲学を追い求めることもひとつの志になり得ます。
常に自分の目的、志を見直し、自分にとって最も強い原動力になるように磨いていきましょう。
それでは、本日は以上になります。
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