【マーケット考察】2023.7.28


米国株式相場は反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比237.40ドル安の3万5282.72ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は77.17ポイント安の1万4050.11で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0216万株増の9億7378万株。

マクロ経済指標に関して、先週分 #新規失業保険申請件数 は前週比7000件減の22.1万件と、前回から増加予想に反し減少し2月末以来の低水準となり、 #失業保険継続受給者数 は169万人と、前回174.9万人から予想以上に減少し1月末以降で最低で労働市場の強さが露呈しました。

6月 #耐久財受注 速報値は前月比+4.7%と、伸びは5月+1.8%から鈍化予想に反して拡大し、2020年7月来で最大の伸び。

4-6月期の実質 #GDP (国内総生産)速報値は4四半期連続のプラス成長となり、年率換算で前期比2.4%増加し、市場予想(1.8%増)に比べ強く、コア個人消費支出(PCE)物価の上昇率は3.8%と、前期の4.9%から減速し、市場予想の4.0%も下回りました。

前日にパウエルFRB議長が「FRBは #リセッション#景気後退 )の可能性を想定していない」と述べていましたが、GDPの数字は #ソフトランディング への期待を高める内容であり、更に、GDPデフレータは予想を下回っていたことからインフレ率の沈静化まで示唆していました。
 
FRBの金融政策が金利引き上げの景気抑制的となっているにもかかわらず、米国経済は予想を上回るペースで成長しています。インフレは相変わらず高止まりしているものの、低下傾向を維持しています。GDPの7割程度を占める米個人消費は堅調な雇用情勢と実質所得の増加から引き続き恩恵を受けており、年内はこのままプラス成長が続くように見受けられます。

FRBは前日のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、22年ぶりの高水準となる5.25-5.50%としました。これを受け、米株式市場では金利のピークアウトの可能性が高まっています。勿論、今後発表されるマクロ経済指標次第ですが、市場では、次回9月FOMCでの利上げは見送られるとの見方が大勢を占めてます。短期金融市場では9月利上げの確率を20%程度まで低下させています。

米連邦準備制度理事会(FRB)が今後更なる金利引き上げを実施するか否かの判断にとって、米国経済がソフトランディングするためには、、、、、、以下投資学ゼミにて

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