【マーケット考察】2023.6.1


米国株式相場は続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比134.51ドル安の3万2908.27ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は82.14ポイント安の1万2935.29で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比12億4966万株増の21億7292万株。
 
#米債務上限問題 に関して、バイデン米大統領と野党共和党のマッカーシー下院議長は28日に債務上限の引き上げで最終合意しましたが、法案が可決成立するまでは一定程度、市場の重荷になると予想されます。更に月末ということでポジション調整の売りも出ていました。
 
午後になって2名のFOMC委員の発言が市場を動かしました。

米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン理事は、「FRBが今後の #連邦公開市場委員会#FOMC )で政策金利の据え置きを決定したとしても、金融政策の引き締めが終了したと受け止めるべきではない。インフレ率は依然として高すぎるものの、一部の指標では鈍化が示されている。家計が新型コロナウイルス禍で積み上げた貯蓄を使い果たし、信用コストが上昇する中で、年内の米経済は引き続き停滞する。 #リセッション#景気後退 )入りは想定していないものの、一連の利上げを受けて慎重になる理由がある 」と。

ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は、「インフレは頑固だが、時間の経過とともに低下する可能性。次回の会合で利上げをスキップできる。スキップであり、一時停止ではない。インフレ抑制に全力をつくす。景気後退は予想されていない」と。

ジェファーゾンFRB理事とハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は、ともに6月利上げを見送るべきとの考えを表明しましましたが、利上げサイクルの終了は意味しないとの考えも同時に述べていました。

これを受け、短期金融市場では据え置きの確率が一気に70%超まで高まったのみならず、取引序盤に一時300ドル安を付けたダウ平均は、引けにかけて下げ幅を縮めました。

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