【マーケット考察】2022.8.30

米国株式相場は続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比184.41ドル安の3万2098.99ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は124.04ポイント安の1万2017.67で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比9699万株減の7億5256万株。
　
米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長は先週末、米西部ワイオミング州での #ジャクソンホール会合 で、高インフレの抑制を最優先で取り組む姿勢を強調し、金融引き締めを継続すると述べ、更にインフレが和らぐまで政策金利が高止まりすることによる #リセッション （ #景気後退 ）を容認する考えを示唆しました。

パウエル議長の講演内容は想定範囲内の #タカ派 的なものでした。しかしながら、株式市場では7月のインフレ指標がピーク接近の兆候を見せたことや、リセッション（ 景気後退 ）への警戒感から、FRBは来年に利下げに転じると期待して、過度に楽観的になっていたこともあって、ダウ平均は先週金曜日に、1000ドル超急落しました。昨日の株式市場もその流れを受け、午前中に一時300ドル超下げる場面もありました。

「来年の利下げを前提とする夏場の株価ラリー」に不快感を表すFRBの雰囲気を表すかのように、カシュカリ・ミネアポリス連銀議長は金曜日の株価急落に対して "happy"とまで発言していました。

市場では、先週まではFRBによる9月の #米連邦公開市場委員会 （ #FOMC ）での政策金利引き上げ幅の予測が、、、、、、以下投資学にて

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