【マーケット考察】2023.3.9


米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比58.06ドル安の3万2798.40ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は45.67ポイント高の1万1576.00で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9941万株減の8億3543万株。

前日のパウエルFRB議長の議会証言を受けて、市場には #タカ派 な雰囲気が急速に広がった状態です。

パウエルFRB議長は「FRBは求人件数とCPI、PPI、雇用統計に注目している。インフレ率は低下しているが、非常に高い水準。正当化されるなら利上げスピード加速の用意がある。利上げの #ターミナルレート (最終到達点)は想定より高くなる可能性が高い」と言及。また同時に、「利上げ幅は決めていない。#米雇用統計 及び #消費者物価指数 ( #CPI ) を検証したい」とコメントしていることから、パウエルは議会証言2日目で、強いタカ派的見解にやや火消しに走った感もありました。

議長が利上げペースに言及したことで市場は利上げ期待を一層高め、今月21-22日に予定されている #米連邦公開市場委員会#FOMC )での0.5%の大幅利上げの確率は週初の30%から80.8%まで引き上がりました。ターミナルレートについても5.5-5.75%を想定しているようです。

一部からは「政策金利が6.0%に達する可能性もある。FRBがインフレを引き下げるためにさらに努力しなければならないなら、金利引き上げ継続による副次効果として、#リセッション ( #景気後退 ) のリスクは非常に高まる」とのコメントも聞かれました。

また、パウエルFRB議長は過去1年半のインフレに対するFRBの行動がうまく行かなかったことを明確に示唆しており、議長は金利引き締めの手綱を緩めることで、再び足元をすくわれることは避けたいという考えを強く持っているように見受けられます。

注目の経済指標に関して、2月分 #ADP 雇用統計 は前月比+24.2万人。伸びは1月+11.9万人から予想(+20.0万人) 以上に拡大。

米労働省が発表した1月の #雇用動態調査#JOLTS )は、求人件数が41万件減の1082.4万件 ( 予想:1054.6万件 )。求人数は予想ほど減少せず、2022年12月分も1101.2万件から 1123.4万件に上方修正されました。

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