なぜ米国株投資をするのか
今回は、日本株ではなく、米国株に投資をする理由について書いていきます。
特に長期投資で日本株を選択する価値が低いと考えています。
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まず名目GDPについてです。
図1に各国の名目GDPの2000年、2010年、2019年の推移をグラフ化してあります。
図1 各国の名目GDPの推移 (2000-2010-2019) 資料 : GLOBAL NOTE 出典 : IMF
図1から読み取れるように、現在の世界の名目GDPのランキングは、1位アメリカ、2位中国、3位日本、4位ドイツ、5位インドです。
アメリカと中国が圧倒的ですが、まだまだ日本は大丈夫そうに見えます。
ここで、アメリカと中国が縦軸を大きくして分かりにくいので、アメリカと中国を除いてこのグラフ(図2)を見てみます。
図2 各国の名目GDPの推移(米国, 中国を除く) 資料 : GLOBAL NOTE 出典 : IMF
日本だけ、2000年からほとんど変化がないことがわかると思います。
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次に、各国の1人当たりの名目GDPを見てみます。
図3 1人当たり名目GDPの推移 資料 : GLOBAL NOTE 出典 : IMF
タックスヘイブンの影響が大きい国は除いています。
これも日本だけ、この20年間でほとんど伸びていません。
中国は、まだまだ格差が大きいので、一人当たりのGDPは小さいですね。
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最後に、各国との人口の推移の比較です。
図4 各国の人口の推移 資料 : GLOBAL NOTE 出典 : 国連
1位中国、2位インド、3位アメリカ、4位インドネシア、5位日本となっています。
中国とインドが圧倒的に人口が多く、中国が世界2位のGDPまで成長したように、インドが注目されている理由の一つですね。
ただ、世界的に見ると、まだまだ日本の人口は多いです。
中国とインドが人口が多くてグラフが見にくいので、中国とインドを除いたグラフを図5に示します。
図5 各国の人口の推移 (中国、インド除く) 資料 : GLOBAL NOTE 出典 : 国連
アメリカ、インドネシア、フィリピンは人口が大きく伸びています。
図5を見る限り、他の国は人口の変化がほぼないですが、
細かい話をすると、日本だけ、2000年と比較して、人口が減っています。
これは、単に出生率の問題ではなく、移民の受け入れ状況にも依ります。
日本は、出生率が低いだけでなく、移民の受け入れも少ないので、人口が減っているという現状です。
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ここまで、比較してわかった通り、日本だけ、世界と比較して、2000年から何も進歩していないことがわかったと思います。
進歩していないどころか、他国が進歩しているので、後退しているといっても過言ではありません。
世界を席巻しているGAFAM。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大で在宅ワークをされた方も多いと思いますが、ツールは何を使いましたか?
ZOOM、SLACK、TEAMSなどを利用した方が多いのではないかと思います。
全てアメリカの会社です。
ここまでの事実を踏まえると、日本株で20年程度の積み立て投資をするのは、狂気の沙汰だと私は思います。
積み立てなどで長期投資するなら、アメリカもしくは全世界株式、の2択ではないでしょうか。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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