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4-6 英語4技能のうち最も重要なのは(Listening②)

海外生活で最も重要なのはリスニング能力です。

相手の話が理解できなければ、会話が成り立たない

聴き取れさえすれば、話すのが下手でも、筆談や身振り手振りや、単語をつないでなんとか意思を伝えることはできる。

買い物でも、道に迷ったときでも、質問をすることは定型分を暗記すればできる。

けど聴き取れなければ、そのあと何を話すべきかわからなくなっちゃう。

学校の授業もそう。発言しなくてもいいけど、講義を聴き取れなければどうしようもない。

4技能でリスニングは最難関

ところが、リスニング習得は1番むずかしい。

読むのも書くのも、辞書を使いながらじっくり取り組めば、なんとかなる。話すのが下手でも、必要な文を暗記することはできる。

けど、聴く言葉(言い方や単語)は、相手次第で変わるし、辞書を引きながら会話するってのも難しい。

リスニングレベル

ところで「リスニングができる」といっても、そのレベルは様々だ。

① 相手がゆっくり簡単な言葉で話してくれれば
②   道端で突然英語で(ナチュラルスピードで)道を聞かれても
③ CNN等の英語ニュース番組の内容を
④ 映画やドラマを字幕無しで

聴き取れる。

それそれの目標によって努力量や勉強方法は全然ちがう。

今回は、①のレベルの人が、どのようにリスニング力をつけるかについて書いていきたい。

「聴き流すだけ」は効果が薄い

「○○時間、英語を聴き流すだけ」という謳い文句につられて、そこにお金を費やすのはお勧めできない。

聴き流し」を試したい人は、そもそも「ラクして英語ができるようになりたい」ということだと思う。

けど、英語は楽して習得できる技能ではない。絶対に。だからこそ価値あるスキルだともいえる。

楽しい学習法は存在しても、脳を使わない学習法なんてあり得ない

努力したその過程で、いろんな感情(嬉しさや悔しさ)が重なって、それが脳に刻まれていく。

英語に限らず、難易度の高い技能の習得はその積み重ねだ。

だから脳に負荷のかからない学習なんて存在しない。けれど楽しく効率的な負荷のかけ方ならある。

何を聴くのがよいのか?

先ず、自分のレベル(より簡単な方がよい)にあった教材を探すこと。

本屋へ行けば、様々な種類とレベルのCD付き教材が売っている。

スマホやパソコンをつかえば、ポッドキャスト とか YouTube とか、海外の大学の無料オンライン講座とかもある。

好きなドラマや映画もいい。聴き取れない箇所は字幕をオンにするのもアリ。僕の経験から言えばディズニーの映画やドラマは綺麗な英語で変なスラングもないから良い教材になると思う。セサミストリートとか子供向け番組も勉強になる。

インターネット以前の時代は、自分のレベルに合う教材を探すのが難しかった。

何十万円も払ってCDやカセットテープ(それ何?っていう人もいるよね)を大量買いする人もいたらしい。現代は本当に教材に恵まれている。

教材を見つけたら

よい教材をみつけたら、あとはそれを聴くだけなんだけど・・・集中して聴く必要がある。つまり脳に負荷をかけるってこと。

僕も以前は楽をしたくて、ながら聴きしたり、英語をかけたまま眠ったりしてたけど、ほとんど効果はなかった。何年も試したからよくわかる。

効果的な方法

効果があるのはわかっているけど、大変だから多くの人が真面目に取り組まない勉強法がある。

それは聴いた内容を書くこと。ディクテーションともいう。

聴いた内容を文字にしていくから、必然的に集中して聴くことになる。

ただ、自分に合ったレベルか、それより少し簡単なものじゃないと、何度聴いても理解できなくて苦行になっちゃう。

ポイントは2つ
①自分のレベルか、それより簡単なものを聴く
②集中して聴く

そうすることで、英語のリズムが身についてくる。次回はこのあたりをもう少し深堀りしていきます。

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