見出し画像

在宅勤務と生産性

こんばんわ!コロナウィルスの影響で在宅勤務になっている人も多くなってきていますね。私が勤めている企業も例外ではありません。緊急事態宣言が発令されて以降、在宅勤務になっている方々が増えている中で、「生産性」について少しまとめてみたいと思います。

生産性の維持が難しい?

在宅勤務になると、仕事だけに集中するということが難しい「環境」の中で仕事をしなければなりません。会社、事務所が仕事に適した環境であると改めて感じる人も少なくないのではないかと思いますが、普段「OFF」の環境であるべき「自宅」で仕事に集中することは容易ではなく、また、お子さんがいる場合には、更に「集中」することが難しいと思われます。

レスポンスが遅くなった?

根拠がある訳ではないですが、在宅勤務が進んでから明らかに取引先(担当者)のレスポンスが遅くなったと感じます。約束していた時間に連絡がこない、翌週の予定についての問合せに関する回答がないまま週末を迎える、など、これまでに起きていなかったことがたくさん起きています。もちろん、先にお伝えしているように、明確に「根拠」がある訳ではないのですが、複数の取引先(別の企業)の担当者に共通して起きており、共通して在宅勤務になっている、というのは単なる偶然ではないのではないでしょうか。

画像1

在宅勤務が悪い訳ではない

現在の有事においては、「在宅勤務」による感染拡大を抑える動きは間違いなく必要です。ですから、生産性が落ちたとしても在宅勤務が「悪」だという結論にはなりません。重要なことは、世の中の大半の人が「在宅勤務」に不慣れであること、そして、そもそも仕事に集中できる環境が「自宅」にはないこと、とはいえ、場所をうつして仕事をすることが困難であることについてお互いが理解を示し合う必要があるということです。

想像力を膨らませること

自分を中心に世の中を捉えていると、なかなか、自分にはない環境の中で生きている人の立場に立つことは難しいと言えます。だからこそ、自分ではない人が生きている世界について、「知る」機会を増やすことが有効ではないでしょうか。知らない世界のことは容易に想像はできませんが、これだけ情報が溢れている社会ですので、情報を得ることで「知る」ことは難しいことではなくなってきています。情報を得ることによって、想像力を膨らませる「ヒント」に繋がっていくと思います。

まとめ

在宅勤務によって、現状としてはある程度の生産性低下は仕方がない部分があると思われます。とはいえ、いちビジネスパーソンとしては、自分の生産性を維持する為の方法を見つける努力を続ける必要があります。それと同時に、自分以外の人がどのような環境の中で「在宅勤務」をしているのか、少しでも想像力を膨らませることで、相手の立場を理解することに繋がり、相手を追い込むような言動を減らすキッカケになるのではないかと思います。お互いの状況は見えにくくなればなるほど、相手の立場や状況を「想像」しなければ「良好」な関係を保ち続けることは難しくなります。こんな時だからこそ、分かり合う努力を惜しまず、お互いに仕事をしていきたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?