事業継承の難しさ 第4稿

前に書いた事業継承の株式移転を持株会社によって行う方法、実は落とし穴が幾つか見つかった。

持株会社案で進めるケースの会計事務所により算出された1株あたりの単価、高くなりすぎる問題の発生。この事が引き金となり会計事務所が銀行に融資条件を確認したところ、想定外の事態が発生した。

10年間での融資による返済計画。

10年間、毎年かなりの金額の返済が必要となる。ぶっちゃけ不安しかない。毎年利益こそあげているが、そこまで返済は厳しいなとの直感。毎年の利益が配当金で吸い上げられてしまう、或いは利益以上に配当金が必要となりそうなレベル。せめて20年とは言わないが15年くらいのプランでなければ破綻しかねない。

仕切り直しの別案をとある金融機関が提案するとの事で、後日会計事務所と伺うことにします。どんな提案が来るのか、ビクビクしながら確認してみたいと思います。

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