会社を継いでからしてみた事

前のnoteに書いた通り、私は通信業界に長く身を置いた。建築の仕事は初めての事ばかり。仕事は初めてだけど、そんな事より驚いた事ばかり出てきた。会社とは思えない事が色々と見えてきた。

前職は企業規模では大企業。方や今は中小企業。今までの当たり前が当たり前ではない。変えていきたいところが山積みだと感じた。2020年7月時点までにしている事をまとめてみた。

まず初めに通信環境を整えてみた。野良Wi-Fiが沢山繋がれていた。こちらを一掃して快適な環境に切り替えてみた。

メールアドレスを変えてみた。今までプロバイダのメールアドレスでの送受信となっていた。こちらを独自ドメインに切り替え、且つ、スマホからもメールが出来るようになった。

勤怠も正しくつける様に、従来のタイムカードから、クラウド型タイムカードに切り替えた。本来見えてなかった勤務実態を把握することにしてみた。

老朽化していた業務システムのサーバーは、クラウドサーバーに移行を行い、且つ、タブレット端末等からも参照出来るようにベンダーへ開発依頼してみた。

従来、親父からは企業広告など要らないからと、WEBサイトや有料求人はしてこなかったものを、従業員増員目的に有料求人広告を打ち出し、WEBサイト作成に着手してみた。おかげで従業員は増員に成功した。

人が増えたら社有車が増える。社有車を置くスペースの不足は課題となる為、会社近くに駐車場スペースを購入し、収容できる様に対策ができた。更に今後に備えて追加でスペースを購入し、現況は貸し駐車場としている。

何か事あるごとに紙がよく使われる。届出書が尽く紙ベースであるものを、デジタル化してスマホから確認出来る環境を作成してみた。

しかしまだこれだけでは終わらない。テレワーク要請が来てもテレワークの対策がまだ出来ないからである。そこで前職の通信会社で使われていた仮想デスクトップを利用する様に申し込む手前まで来た。

これらの為にはコストは当然かかってくる。そこで、下げれるコストは下げてみる。携帯電話のキャリアと固定電話してキャリアの統一をした。社有車のETCやガソリンカードの見直しをした。電気代も見直し済み。

でも、一番大切な事をしないといけない。事業継承である。株式の比率が歪な為、すんなりと事業継承できるあてがなく、コンサル会社に対策を指南して頂いている最中。実はここが一番大変。


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