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私とポケモンの物語

こんにちは、映画・アニメ好きのケンです。
今回、私のポケモンに関するエピソードを好きな理由と併せて語っていきたいと思います。

今日は、1996年にゲームボーイで第一作『ポケットモンスター 赤・緑』が発売された「ポケモンデー」という記念日で、世界各地からお祝いの声が上がっています。

私もポケモンファンの一人で、子供の頃からたくさんのゲームで遊んだり、アニメを見てきました。もちろん大人になった今でも楽しんでいますが、ここである疑問が浮かびました。
「どうして自分はポケモンがすごく好きなのだろう?」

そこで、その一つの答えを見つけるためにまとめることにしました。先に結論を述べると、ポケモンは私の人生を大きく変えてくれた大切なコンテンツだからです。ここでは、自身のエピソードと好きな理由の2パートに分けて語っていきます。長文で拙い文章になりますが、是非最後までよろしくお願いします!

私のエピソード

① ポケモンとの出会い

私がポケモンと出会ったのは、3歳ごろに買ってもらったエンテイのDVDでした。この映画を見たときはエンテイがカッコよく感じ、サトシとその仲間たちが未知の世界を冒険するところに惹かれ、何度見ても飽きないぐらい楽しんできました。

当時買ってもらったDVD

その後オーストラリアで3年間過ごし、帰国した後に家族と一緒に当時放送されていたテレビアニメ『ポケットモンスター アドバンス・ジェネレーション』を途中から見始めたことで本格的にのめり込みました。さらに、DSで発売されたダイヤモンド・パールで初めてゲームの面白さを味わい、より没頭するようになりました

[1] 私は、パールを選びました


② 好きが不安定になった時期

高校生になる手前で一時的に離れましたが、3DSで発売されたX・Yで再びポケモンに触れました。

 [2] このときは、Yを選びました

しかし、当時は某妖怪ゲームのヒットで苦戦しており、周りでポケモンを批判する声に溢れていました。さらに、家族からもポケモンは子供っぽいから早く卒業した方がよいと言われてしまい、次第に続けることが精神的に辛くなっていきました
私は「大人になったら卒業しなくてはいけない」という暗黙のルールを守っているかのような風潮に納得することができませんでした。また、アニメを卒業するかは個人で決めることなのに、その価値観を他人に押し付けるのはどうかと疑問に思いました。

このとき、ポケモン好きであることを否定されているように感じました。それと同時に「子供向けだからって、自分が好きなものを続けて何がいけないんだよ!」と憤りを覚えたこともありました。(過去に思ったこととはいえ、強い表現になってしまいました。不快に感じてしまったらすみません………)



③ 好きな気持ちが復活したきっかけ

そんなとき、ある映画が公開されたことで好きな気持ちが復活しました。それが『劇場版ポケットモンスター キミにきめた』です。この映画は、2017年7月に公開され、サトシとピカチュウの出会いを描いたアニメの第1話をベースにし、伝説のポケモン「ホウオウ」に会いに行く新しい物語と融合させたことで話題になりました。

[3]  劇場版ポケットモンスター キミにきめたより

私はこの予告を見て久々に観にいきたいと考えていましたが、「周りの子供連れから変な目で見られたらどうしよう…」という不安が強くなり、一人で映画館に行くことを躊躇っていました。しかし、ネットで調べていると新宿でレイトショーもやっている映画館を見つけました。この時間帯なら、子供連れがいないし、落ち着いて観れるだろうと考えました。私はそのまま座席を予約し、3DSを持参して初めて夜遅い時間に行きました。そこで、たくさんの大人たちが見にきている光景を目の当たりにし、とても驚きました。

いざ上映が始まると冒頭からあまりの懐かしさに興奮し、子供の頃と同じように夢中になりました。ラストでサトシとピカチュウが抱き合ったシーンでは、今までにないぐらい涙を流しました。この頃からポケモンを子供っぽく思わなくなり、周りの視線をあまり気にすることなく楽しめるようになりました。


④ そして今…

現在は小学生のとき以上にハマっており、ほぼ毎日といってもいいぐらいポケモンの世界で満喫しています。また、家族も自身のポケモン好きを受け入れてくれたため、気軽に共有できるようになって嬉しく感じています。

ゲーム最新作のバイオレットを買い、新たな出会いを求めてバトルと収集に励んでいます。また、アニメも毎週のお楽しみとして見るようになり、自身のTwitterでもアニメの感想を投稿し、みんなと意見を共有するようになりました。

それに加え、ポケモンセンターも毎年通うようになり、12月には誕生日特典を目当てに訪れています。

池袋のポケモンセンターにいたミライドン
去年ポケモンセンターでもらったバースデー特典

このように、私はポケモンと一心同体になったかのような人生を送っています。


ポケモンが好きな理由

ここからは、私がポケモンのどこが好きなのかを6つの理由で具体的に語っていきます。

① キャラに好感を持ちやすい

まず挙げられるのが、登場キャラクターに好感を持ちやすいことです。ポケモンのキャラはどれも個性的で親しみやすいです。

その中でも、私の好きなポケモンはチョンチーというあんこうポケモンです。丸いフォルムが可愛く、ゲーム内でスイスイと泳ぐ姿に癒されています。また、ポケモンセンターで購入したぬいぐるみを大事にしているぐらい愛着を持っています。

チョンチーとスーパーボールのぬいぐるみ

最近では、ポケモンSVに登場するネモに好感を持っています。頼れるバトルの先輩でありながら、可愛い表情を見せる一面もあるため、SVの登場人物ではお気に入りです。

ポケモンSVに登場する先輩 ネモ


② たくさんの勇気をもらえる名言

次に挙げられるのが、たくさんの勇気をもらえる名言があることです。ゲームはもちろん、アニメでも数多くの名言を残しており、どれも前向きにさせてくれるメッセージ性が込められています。

特に、主人公サトシの名言に感動することがたくさんありました。今回は、その内の一つを紹介します。

「俺だって迷うことくらいあるさ。でもさ、迷ってる時間があるんならまず動いてみる。それで失敗したって、何かは残る。無駄なことなんて何もないさ。」
[4] ポケットモンスター XY&Z 20話より

私は自己肯定感が低く、ネガティブ思考になることが多いです。そのため、自分から行動する自信がありませんでした。このセリフを聞いたとき、難しく考えずにどんどん行動していこうという気持ちが強くなりました。サトシは様々なポケモンに優しく接しており、たとえ失敗しても大丈夫だよと励ますシーンに感動しました。そのため、サトシは私にとって憧れの存在になるぐらい素晴らしいキャラだと感じています。

そんな中、サトシ引退が発表され、私の人生で一番と言ってもいいぐらい大きなショックを受けました。自身にとってのアニポケは、サトシとピカチュウの物語だったので、今回の発表を知ったときは戸惑いました。寂しい気持ちでいっぱいになりましたが、26年間主人公として旅を続けてくれたサトシやその声優である松本梨香さんにはとても感謝しています。


③ 様々な世界を旅する楽しさ

次に挙げられるのは、様々な世界を旅する楽しさがあることです。

例えば、ポケモンSVでは広大なオープンワールドになっており、自由に広がる草原や街を探索するだけでも楽しめます。私は気になったものを見つけると寄り道する癖がありますが、本作を遊んでいる時でもそれが強く表れます。ポケモンに直接指示をさせるレッツゴーで戦わせている間にアイテム探しをしたり、何となく気になった場所に向かうと珍しいポケモンに遭遇するなど、新しい発見がないか歩き続けるのが楽しいと思うぐらい夢中になっています。

気になるアイテムを探したり
珍しいポケモンに遭遇することも!

様々なものに出会い、経験をして成長するシステムに惹かれた影響で、1人旅をするのが好きになりました。過去に京都などを探索したことがありますが、そのワクワク感はポケモンで遊んだ経験からきているものだと改めて実感しました。


④ 生き物の大切さを学べる

次に挙げられるのは、生き物の大切さを学べることです。

ポケモンはふしぎな生き物であり、たくさんの種類がいます。ゲームやアニメでは、彼らと友達のように接している人がいる一方で、悪事に利用している人もいます。

私が幼い頃は生き物についてそこまで考えていなかったため、学校で動物を飼育する課題ではめんどくさがっていました。しかし、ポケモンに触れて以降は、毎日のお世話を欠かさないぐらい大切にするようになりました。また、現在飼っているペットの金魚を大事に育てているのは、ポケモンで生き物の大切さを学んだ影響があるからです。


⑤ テーマが魅力的

次に挙げられるのは、テーマが魅力的な点です。
特に映画では、大人でも興味深い話題を取り扱っているので、それがすごく共感できる内容になっています。

例えば、『ミュウツーの逆襲』ではクローン技術と人間のエゴによって生まれてきたミュウツーが、存在する理由がわからないまま自身を利用した人間に逆襲する物語です。子供の頃は何となく見ていましたが、大人になってから見るとその奥深いテーマに惹かれてしまいます。

自分がなぜ生まれてきたのか、生きる目的とは何かというメッセージ性が強く、ファミリー向けなのにここまで考えさせられる映画は他にないのではないかと思うぐらい今でも印象に残っています。特に、ミュウツーが「私は誰だ、ここはどこだ。」と言っているシーンは、自己存在について悩んでいる人を表しているように感じました。

私はここから、この世界で生きていることがどれだけ素晴らしいことなのかを学ぶことができました。また、購入したリメイク版のブルーレイを繰り返し見ても、最後で泣いてしまうぐらいお気に入りの作品です。

[5] ミュウツーの逆襲 EVOLUTIONより


⑥ 大人でも安心して好きでいられる

最後に挙げられるのは、大人でも安心して好きでいられることです。
ポケモンの年齢層は幅広く、誰でも受け入れてくれる姿勢があるのでずっと好きでいられる安心感があります。また、子供心を忘れずに楽しめる点もいいなと思っています。

例として、2020年12月に公開された『劇場版ポケットモンスター ココ』をお昼の時間帯で見にいったときは、子供連れだけでなく私のような大人もたくさん来ていました。そのため、一人できても違和感ないぐらい周りに溶け込むことができました。ここから「ポケモンの年齢層は本当に広くなったな!」と実感することができました。

[6] 劇場版ポケットモンスター ココより

また、サトシ役の松本梨香さんがとあるインタビューで、大人になってもアニポケを好きでいる人に対して感謝しています。

松本:見てくれている方もそうです。97年の放送当時みてくれていた子供たちも今は大人になって見れなくなったという人もいると思います。そういう人たちがふとテレビをつけた時に、サトシを見て頑張ろうと思ってくれたり、元気だったり頑張る勇気を届けられたら素敵だなって。本当に感謝しかないです。
引用 : https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1665642001

さいごに

まだまだ好きな理由はたくさんありますが、一旦ここで区切らせていただきます。

このように、私がポケモン好きの理由は自分の人生に大きな影響を与えたコンテンツだからです。私はこれまでに数多くの映画やアニメを見てきましたが、ポケモンはその中でも特に多くの勇気と感動をもらいました。それが、強くこだわる理由なのだと考えました。ポケモンの種類は現在1000匹を超えており、子供の頃は想像できないぐらい数が増えました。そんなポケモンの世界がどこまで広がっていくのか、これからも追い続けていきたいなと思います。

長々と自分のことを語ってしまいましたが、以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!!


画像引用元
[1] ©2006 Pokémon. ©1995-2006 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

[2] © 2013 Pokémon. © 1995-2013 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.

[3]  ©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
©Pokémon ©2017 ピカチュウプロジェクト

[4]  ©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
©Pokémon

[5]  ©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
©Pokémon ©2019 ピカチュウプロジェクト

[6]  ©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
©Pokémon ©2020 ピカチュウプロジェクト

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