見出し画像

Super Rugby 2019 選手データ-2

前回に続いて、今回はポジション毎に集計してみました。

ポジション別人数と平均値

平均値で見ていくと、身長の影響もあるけど、極端にBMIが高いポジションはみられないです。一般的な体格に比べたら充分大きいんですが、それでもPropなども現在のラグビーを反映してか走れる選手が増えた、というよりも身長が高いからBMIが低くなるということはあるかなと思います。

ポジション別分布

・年齢

どのポジションも20代が多いことには変わりないけど、フロントローはいわゆる「ベテラン」選手が多いことが見てとれます。Lockは若い選手が多いんですね。

・身長

Lockが大きい、というのはずっと見られる光景ですが、Propで1.9mを越えている選手が1割以上というのは特に大型化が進んでいるポジションかなと思います。同じフロントローでも、PropとHookerの違いが顕著に出ています。

・体重

130kgを越える選手がこの時点で8人。Propで言えば、120kgオーバーは1/3に達しています。BKSもCentre,Wingerの1/4が100kgを越えている選手。Scrum Halfで90kgを越えているというのもなかなか驚く数字です。

・BMI

それだけの体重があってもBMIに換算するとBKSはほぼ30台で収まっているということは、やはり身長が高いということは言えます。
30を基準にするのがいいかどうか、、はわかりませんが。

まとめ

前回と同じように「知っているよ」ということも沢山含まれています。個人によって身長に差があるので、BMIはラグビーをやっていく上での1つの指標になるかなと思います。こんなデータがたくさん集まると年代やカテゴリでどのあたりが望ましいのか、、、これはトップで活躍する選手の過去を遡って振り返ることで見えるものもあるかもしれません。

次回

チーム×ポジションでもう少しチームごとの傾向を見ていきたいと思います。そしてSUNWOLVESの位置づけ。ひいてはSix Nationsとの比較、、、これは外せないところですね。もう少し続きます。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。