noteピックアップ2021.5.17-5.23
梅雨模様にもなってきました。何年経っても慣れません。。毎年言っていることですし、そうは言っていても汗をかく機会が多いのでスッキリできる機会は多いので助かっていますが。
今週も色々な記事をありがとうございます。
実業団チームの活動終了から考える
(田中 克典/KATSUT)
ラグビートップリーグは今シーズンで終了となり、新リーグ体制に移行します。その中で飛び込んできた残念なニュース。
つい選手やチームとしての立場からのみ考えてしまいますが、企業側の視点も当然ありますし、何より長い期間にわたってラグビーをサポートしていただいた会社でもあるということはつい置き忘れてしまうところもあります。
そう考えると、
【企業に依存するスポーツ】は健全ではないのかもしれません。【企業も社会・地域の一員としてのスポーツ】がこれから目指すべき姿だと考えます。(もちろん企業が、これまで日本のスポーツを牽引してきたこと、これからも重要なポジションであることは変わりありません。)
不要不急の職業が失っているもの
(Dai Tamesue 為末大)
仕事というのは二つの側面があると思われます。一つは収入を得るためのもの。これは先ほど申し上げました通り、ビジネスモデルやその時々の希少性などによって決まっていきます。もう一つは誰かに影響を与えることによって、社会と繋がり、社会に貢献をし、社会から感謝や評価を得ているというものです。不要不急の活動を自粛してくださいということ、それ以外でも仕事を一旦中断してくださいということに対し、仮に経済的にサポートできても、この社会と繋がっているという感覚は補えないということだと思います。
最後の一文、この部分はとても大きいように感じます。分断、という言葉も時に出てきますがまさに。もちろん、それだけではありませんが。
新型コロナウイルスが起こした恐ろしい出来事は、人々を社会から切り離してしまったことだと思います。
「取材相手に『面白い人』と思われなくてもいいんです」。B&編集長に聞く、価値あるアスリートインタビューの作り方(Link Sports)
「B&」編集長の小田菜南子さんへのインタビュー記事。j自分自身でも他の方に話を聞こうということを考えている中であったこと、さらに自分自身でもインタビューというか取材のようなものを受けた時であったタイミングだったことも気になった理由かもしれません。
「求められていること+なぜ求められているのか」。この2つをしっかり伝えることが、取材する側の役目だと思います。「事前に趣意書に書いていることでは?」と思うかもしれませんが、取材される側は当日忘れていることもあります。
あとは、「この人個人にとっても私の話は有益かも、価値があるかも」と感じてもらえるとなお良いですよね。
自分自身に置き換えてみるとよくわかる話。もちろん聴く側としては聴きたいことを逃してはいけないですが、そのために準備することや時に「仕掛け」も必要になります。時にそれが1人だけでなく2人で聴くということも↓のようなことへの解決に繋がるかもしれません。
一辺倒な聞く質問だけを持っていった取材で成功した経験は、ほとんどありません。途中で手札がなくなってしまって、相手もそれに気づくと固くなります。取材する人について、一方向からだけではなくて、あらゆる視点で調べてからいくと、自ずと聞きたいことがでてきます。
AU#02: 大学女子選手の前十字靭帯損傷予防トレーニングプログラムに対する認知度(ジャパン・アスレティックトレーナーズ機構)
本研究結果の最も大きな発見は、BOC-ATCがチームに帯同しているアメリカの大学ですら、予防トレーニングの実施経験がある大学女子選手はたった15%しかいないということです。
前十字靭帯損傷リスクについての認知は高いにも関わらず、予防トレーニングそのものを実施している割合が低いというのはちょっと意外でした。あくまでこの名称でやっていないというか、通常のストレングストレーニングの中、あるいはほかの部分においてこの要素は盛り込まれていることも充分に考えられます。あくまで記事からの考察ですので、論文そのものを読んでみなくては詳しいことはわからないのですが。
あとがき
今週は4本とさせていただきました。スケジュールが諸々慌ただしいのでその時間を確保する術を考えなくてはいけません。
自分自身でも誰かに乗っかるだけでなく自分の意見を出していかないといけないですね。
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