〈追記あり〉林眞須美死刑囚による23件の連続殺人・殺人未遂事件を警察と検察が捏造していた件について、当時の主任検事に取材を申し入れました
・・・・以下、小寺哲夫氏への取材申し入れ書(テキスト版)・・・・
2024年8月15日
小寺哲夫様
ご無沙汰しております。以前、小寺様に和歌山カレー事件に関する取材を繰り返し申し入れ、実際に貴事務所の近くで取材させて頂いたこともある片岡です。
このたびは改めて小寺様に取材の申し入れをするため、連絡させて頂きました。
以下、小寺様への質問などをまとめていますので、ご対応をお願い致します。
片岡健
(※筆者注・原本では、ここに筆者の携帯電話番号を記載)
(※筆者注・原本では、ここに筆者のメールアドレスを記載)
【小寺様への質問】
和歌山カレー事件の犯人とされている林眞須美氏の確定審において、小寺様ら和歌山地検の検察官は、林氏が死亡保険金目当てに人にヒ素や睡眠薬を使用した事件が23件(内訳は公訴事実4件と類似事実19件)あると主張し、その結果、確定判決では、上記23件中 6 件(内訳は公訴事実 3 件と類似事実3件)が事実と認められたうえ、林氏が和歌山カレー事件の犯人であると示す間接事実であるかのように判示されました。
しかし、私が独自に事実関係を調べ直したところ、
(1)上記23件の事件のうち、3件の現場である岸和田競輪場、■病院内の食堂、喫茶店■において、和歌山地検も和歌山県警も裏付け捜査を一切行っていないこと(※筆者注・■は、原本では実名)
(2)そもそも、小寺様ら和歌山地検の検察官は、林氏の確定審において、上記23件の事件の現場で裏付け捜査を行ったことを示す証拠を一切提出していないこと
などの事実が判明しました。
これらの事実に照らせば、上記23件の事件はいずれも、小寺様ら和歌山地検の検察官と和歌山県警が林氏を和歌山カレー事件の犯人とするために捏造した架空の事件だとみるほかありません。
何か反論があるようでしたら、お聞かせ下さい。
【回答期限】
回答期限は、本書面が貴事務所に到達した日から7日以内とさせて頂きます。
小寺様が回答期限の延期を必要とされる場合、ご相談頂けましたら幸いです。
【特記事項】
今回の取材申し入れについては、公開質問の形をとらせて頂きます。本書面が貴事務所に到達次第、私が運営しているnote(URLは以下の通りです)において、本書面を公開しますので、ご承知おき下さい。
●私のnoteのURL https://note.com/ken_kataoka
以上
・・・・以上、小寺哲夫氏への取材申し入れ書(テキスト版)・・・・
〈2024年8月16日13時30分追記〉
小寺氏の事務所にファックスを送信し、この記事を公開したことを通知しました。送信したファックスは以下の通りです。
〈8月22日追記〉
小寺氏から回答があったので、報告します。
小寺氏の回答は、品名欄に「返却(書類)」と書いたレターパックライトにより、以下2点のものを私に送り届けてくるというものでした。
(1)私が小寺氏に対し、取材申し入れの書面を送付したレターパックライト(※未開封)
(2)「取材には応じかねます」と記載された書面
この回答が小寺氏から到着したのは、8月21日です。
適切に対応したいと思います。
【付記事項】
ネタバレの懸念があるため、詳しく書くことは控えますが、小寺哲夫氏は、現在公開中の和歌山カレー事件のドキュメンタリー映画『マミー』にも登場しています。この作品には、私も出演させて貰っており、9月1日(日)、広島市の映画館『横川シネマ』で13時50分の回上映後、同作の二村真弘監督と一緒にトークをさせて貰います。詳しくは、以下のサイトなどでご確認ください。
映画『マミー』公式サイト
映画『マミー』チラシダウンロード
映画館『横川シネマ』公式サイト
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