敦煌 -世界の広さを知った映画- 西田敏行氏、井上靖氏原作より
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中高生の時代に、ちゃんと世界の片隅の人間だと認識できたスケールの映画が「敦煌」だった。
井上靖氏の小説はすでに読んでいたが、友人に誘われて本八幡北口のロータリーにある映画館で、観たのが懐かしい。
西夏国の漢人部隊長・朱王礼の役どころは本当によかった。
佐藤浩市は、まだひよっこで主役だったが、趙行徳という宋時代の科挙の最終試験に不合格だった青年の迷える子羊ぶりを、よく演じていた。ほかのホンワカした映画も素晴らしいが、やはり西田敏行氏のNO1は、僕にとって「敦煌」なのだ。
冒頭の写真は、中学生のイメージ、でいいかな?笑 2012年中野北口