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注意しないと相手を悪い人にしているかもしれない

小学4年生くらいのときに、あなたは我が家の大黒柱ねと、
母親に言われたことがある、
その言葉を受けて、自分がどう生きるかということを、
小学生の頃から考えていた、と、
テレビでジャニーズの人が語っていました。

人によっては、子供のプレッシャーになるとか、そういうような感じを受け取るのかと思いますが、
個人的には、子供を信頼している上で出ていた言葉、
と感じました。

相手をどんな人として見て、
どんな役割を相手に与えるか、
と言うのは自分でできる範囲です。
ラベリングとも呼ばれますね。

相手をだめな人間とラベリングをすれば、
あなたは、だめな人間に接するように考え、行動し、接します。
ここであるのは、あくまであなたが相手に貼ったラベリングだけで、
正しいかどうかも関係ないわけです。
世界中の全ての人が、その人をだめな人間としていなくても、
あなたがそう思えば、
あなたは、だめな人に接するように行動し、思考するんですね。

自分の意識に注意を向けていないと、
出会う人に対して、瞬時に私たちはラベリングをしてしまいます。
ポジティブな考えでいけば、ポジティブな対応をするでしょうし、
ネガティブな印象を持てば、ネガティブな対応をする。

ただそのラベリングの判断基準というのは、
過去の積み重ねてきたもの、
こういう雰囲気の人はこういう傾向がある、
という決めつけです。
それが正しいこともあるかもしれませんが、
それはどうかはわかりません。

例えば、
この子は、先生に対して反抗的だから、
「先生の言うことを聞きなさい」という風にいう。
反抗的な子だとラベリングをして、次の言動がある。
更にいえば、こういうことを伝えないと、
この子は先生の言うことをきかない、
とラベリングしている。
このラベリングに良い悪いはないんですが、
少なくとも、反抗的な子という事実があってもなくても、
「私はあなたが反抗的な子であると認識している」
ということがあります。

ですので、
自分で先入観や偏見で、
ラベリングをしていないか、意識するのが、
フラットに人と接することができるヒントです。



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