見出し画像

2023年向け高校受験の勉強法(教科書の使い方)

現在の中学2年生で、来年高校受験を目指す生徒向けに週1回から2回程度、アドバイスを中心にガイダンスを進めてまいります。

念のため都道府県立の高校受験を意識して記載いたします。

先ずは来年配られる教科書の使い方を記載します。

先生が口頭で話す大切なポイントは教科書にメモ程度で書き込んでも構いませんが、教科書の本文に線を引くのは絶対に止めましょう

教科書に線を引くとき、必ずと言って

「これは大事だから、あとでまた確認しよう!」

と思って線を引きますが、これが自分の無意識の中で

「後でやる」→「今は別にいいや」→ 後回しスイッチ、オン!

という風に、脳があと回しモードになってしまうからです。

後回しにしたら、脳の中身ががその場で覚えてくれません。

教科書を開くのは覚えるためであり、その場で覚えないのはあり得ない話で、さらに人によっては

「線を引いたところ以外は覚えたくない」

という意識が働くかもしれません。

情報を減らしたいのでしょうが、脳は関連する情報が少ないものほど忘れやすいです。

情報を減らせば、むしろ暗記が不利になります。
そうなればなおさら良くありません。

結局は教科書のほとんど全てが重要なんですから、そもそも線なんて引く必要はありません。

線を引いたら教科書の全部が線だらけになって終わるだけです。

教科書には線を引くのではなく、どんどん新しい情報を書き込んでください。

問題集で間違えたところを見直したら、

「なるほど、教科書のこの知識はこうやって使うんだ。」

「教科書のこの知識はここに結び付くんだ。」

などと新しい問題の解き方を理解するでしょう。

そうした発見を教科書にメモ程度で書きこんでいくのです。

次はノートの取り方について説明します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?