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伝え忘れてしまった言葉

先日の平日の木曜日に
息子が一人だけ泊まりにきた。

平日に来るのも、
息が一人だけで来るのも、
今回が初めて。

息子は今とても苦しい環境にいる。
孤独を感じていると思う。
心を閉ざしかけている。
なんとか支えてあげたい…



その日は平日で仕事だったので
夜の7時に訪問が一件入っていた。

訪問中は息子を車で一人待たせ、
訪問を終えてから
そのままスーパー銭湯に向かった。

お風呂に入りながら息子と会話をした。
娘と3人でいる時は遠慮していたんだろう。
2人きりだと今まで話さなかったような事も
少しだけ話してくれた。

娘もいて3人で過ごす時間ももちろん楽しいが、
息子と男2人だけで過ごす時間も欲しかった。

それがようやく叶って嬉しかった。
息子はどう思っていたのかな。

今は息子に厳しいことも言わなければならない。
でも、何があってもいつだって
息子の味方であることも伝えたい。



一泊して、ファミレスでランチをしてから
元嫁の家に息子を送り届けて別れた。

送り届けたあとに
息子に伝え忘れた言葉に気付いた。



子供は生まれた来た時
無事に生まれてきただけで感謝される。

しかし、ある程度大きくなると
感謝されることは少なくなり、
逆に叱られることは増えてくる。

親は、子供が無事に生まれてきただけで
感謝した気持ちは悲しいことに
少しずつ忘れていってしまう…


次に子供たちと会ったらすぐに伝えよう。
「生まれてきてくれてありがとう」って。

感謝の気持ちを伝えたあと、
これからも幸せになってもらう為に
大切なことを伝えよう。

厳しくも温かい心をもって。


5年前、ある日突然
子供たちと会えなくなった時に
この曲を毎日何度も繰り返して
聴いていた曲。

もう一度この胸に…

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