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私の短期投資を紹介します。

こちらは私が現時点における短期投資についての考え方をまとめたものです。
必ずしもこちらが正しいとは限りません。
それぞれの方にあった投資方法があると思いますがあくまで初心者の方が始める前の考え方の整理などに使ったり、短期投資を初めてみたいけどどうやったらいいのかわからない方の参考になればと思います。

短期投資の前にまず一旦整理・・・

短期投資と長期投資、前回の「投資っていくらまで使って安全なの?」で紹介していますが再度確認ここでします。

ちなみにですが、まだご覧になっていない方はぜひご確認してみてください。

長期投資は毎月の収入から全生活費を差っ引いた残りの貯蓄分を全て投資に回しましょうというもの。

その投資先は米国のETF、もしくは格安のインデックス投資に限るともお伝えしました。

それに対して短期投資は、まず全資産の10-30%をそれに当てるというもの。

私は当時約3000万円の資産を持っていたので最大約900万円を短期投資に持っていくことができます。

残りは万一会社が潰れた時の一時的な生活資金用、もしくは家族が大きな病気になってそれに当てる費用のために残さなければならない部分と考えてください。

まずはご自身の総資産を確認して、一時的な生活費や病気の際の蓄えで最低いくら持っているべきか確認をしていただき、短期投資で回せる金額をぜひとも設定してみてください。

これができないとどこまでお金を突っ込んでいいのか、焦っている時はついつい買い増しもしがち、ですので上限金額を決めて自身のルールを明確にすることが大事ですのでどうぞめんどくさがらずに総資産の確認と短期投資への投資枠を決定してください。

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さあ銘柄選び!

闇雲に銘柄を選んで買っても絶対に儲けられません。

それは皆さんも理解していると思います。

ただ人気があるから、有名な会社だからではこれでもやはり勝てません。

どうすればいいのか・・・

私初心者が考えたまずやり始めるためにどうすべきかご紹介します。

大きく二つあるかと思います。

1. 銘柄として個別株ではなく、ETF(指標連動)を選ぶ。
2. テクニカル分析を駆使して上昇中の銘柄の波に乗って購入する。

この二つのポイントを抑えて購入すれば比較的儲けることができるのではと思いますので引き続きご覧ください。

どのETFを選べばいいか?

これはとても簡単です。将来性が高いETFを選べば最悪塩漬けに半年、1年元に戻るのに時間がかかるかもしれないが資産が減ることはないのでは?という考えです。もし購入した数日間、数週間で評価額が上昇したらラッキー、短期で売り抜けようというものになります。

将来性が高い?

どんなETFがあるでしょうか?

やはりそこは米国ETFが間違い無いかと思います。

SPY:S&P500指数に連動した高配等ETF
QQQ:ナスダック100指数に連動したETF
VWO:中国や台湾、ブラジルなどの新興国にある大型株、中型株、小型株を同じ投資成果を目指したETF
DIA:SPDR ダウ工業株平均 ETF(SPDR Dow Jones Industrial Average ETF

この辺りは誰もが知っている有名どころ、また将来性的(長期投資向き)にも安心できるETFと思います。

とりあえずこちらをあるタイミングで購入してしばらく待ってみて例えば10%の収益を狙ってみてそこに到達するまで待つ、もしかしたら一時的に下がるかもしれませんが、中・長期目線では必ず価格を戻し、そこから反転上昇すると信じ待つという作戦になります。

そうすると、少し下がってマイナス評価になっても落ち着いていることはできませんか?仕事に手がつかなくて困るということがない、これがまずは大事なことだと思います。案外プレッシャーのことは後回し、いざ始めてみてドキドキ、寝れないなってこと本当に多いんです。そういう時に限って残念な判断を行なってしまい損をする・・・もう二度とやらないというスパイラルに入ってしまうんですね。

短期で将来性があると思うETFを買ってみる、安心して寝ながらお金に働いてもらう、これはいかがでしょうか?

購入タイミングは?

上記は分かったけど、やっぱり購入のタイミングが気になる・・・
安いタイミングで買いたい、そして儲けたい・・・

こんなふうに考えるのは人としてはやはり当たり前の考え方だと思います。

ただこれはやはり未来予想、絶対的な見極めはできません。

ただ全くの感で購入するよりかは、安値で購入しできるだけ儲けを厚くすることは努力によってできる部分になるのかと思います。

その方法はテクニカル分析とファンダメンタル分析になります。

ちょっと難しくなってきましたね・・・

ただ自分も決して現時点でもそれほど金融工学に詳しいわけでもなく、短期投資を行いながら常に勉強をしている状態です。

ですのでここで諦めずにもう少しこの先を読んでみていただけると幸いです。

どうぞお付き合いください。

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テクニカル分析

皆さんは株価を見るときチャートと呼ばれるもの聞いたり見たりしたことはありませんか?

チャートにあるデータ、その他統計分析を駆使したデータを見て、買いか売りかを一つの判断とする手法、それがテクニカル分析です。

私は大きく以下の分析手法を使っています。

まだまだたくさんあるようですがまずはこちらで十分かな?と思っています、今後さらに投資分析を強化していかなければならなくなったらまた勉強すればいいだけで現時点では以下を重視しています。

さらにファンダメンタル分析、こちらは自分はチャートを見ることを重視していて補完的に分析しているだけに過ぎません。プロではないためやはりよくわからないからです。

ただ、世界のニュースをダンさんのYou Tubeで確認をする程度は行います。

また、個別株を買う時は業績や業績予想などは一応見て赤字転落していないか?時期予想は減収減益になっていないか?この程度は当然見ています。あと時価総額なども見てあまり小さな会社の株は変動が大きすぎるので避けるなど確認はしていますね。

①MACD
②RSI
③ボリンジャーバンド
④移動平均線
⑤出来高

この5つであればなんとか覚えられるかも?と思いませんか?チャートを見ると本当にたくさんの指標がありどれをどう見たらいいのか正直混乱します。

上記だけを徹底的に確認していけばそれほど狂った投資にならないのではと思います。ちなみにこれを学んだのは私が大先生と崇める高橋ダンさんからの学びになります。案件ではありませんが私が読んでなるほどと思ったダンさんの本をこちらでも紹介しておきます。もしよろしければそちらの方がより細かく書いていますのでご参考にしてみては?

①MACD

簡単にいうと上昇、下降トレンドを見極めるための指標の一つになります。

MACDとシグナルの線が二本あり、MACD線がシグナル線を超えたか、下回ったかその傾向を見て購入タイミングを図るものです。

例えば下記を見てみましょう。

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2020年3月24日の一番したのグラフMACDをご覧ください。

紫の線がMACD、オレンジの線がシグナルです。

ちょうど24日でそれぞれがクロスし、MACDがシグナルを上回っていませんか?それを理解した上で上部の株価チャートを見てみるとちょうど上記期間は株価も上がっているように見えます。

こちらはあくまでも例ではありますがMACDを分析することで上昇、下降傾向がこの指標(統計学的手法)で見えると思います。

ただあくまでもデータ上のものなので確実とは言えませんが、よく聞く移動平均線によるゴールデンクロスやデッドクロスと呼ばれるものよりも精度良くまた早い段階でこのMACDクロスが観察できると思います。

高橋ダンさんもこちらを重視しています、より詳しく勉強したい方はどうぞ下記をご覧ください。

②RSI

次はRSIです。

こちらもテクニカル分析で重要な指標、ダンさんもよくご覧になってますね。こちらも説明していきます。

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下の段のグラフがRSIとなります。

8/31を見るとRSIは80オーバー、その前も70−80で推移していましたが、その次の瞬間株価が下落、これとともにRSIも下落しています。

これは何かというと、一般的には数値が高いと過大評価とされ、数値が低いと過小評価と判断される一つの指標になります。

要は80を超えているようだと過大評価とされ、少々現状のパフォーマンスからすると少し株価が割高では?と見ることができます。

逆に20くらいになっていると過小評価とされ株価は割安では?とされる指標になります。

ただ割安だから買おうということだけではとても危険で、さらに下がることも・・・過去のRSI値を見てみて現在RSI値をさらに下回ったことはあるか?MACDでのトレンドは上昇?下降?傾向なのか?などと他の指標をベースにRSIを見ることが大事なのかと思います。

ダンさんのコメントではそのような買い、売りタイミングで使うのではなく、買いか売りなのかの判断に使うといいとも言っています。

イメージはRSIが50を超えているのであれば上昇トレンドと見て買いのシグナル、逆に50を下回っている場合は下降トレンドと見て売りのシグナル・・・

どうぞ他の指標とともに使ってみてください。

③ボリンジャーバンド

次はボリンジャーバンドです。こちらも統計的手法で比較的わかりやすいものかと思います。まずはチャートを見てみましょう。

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オレンジのゾーンがボリンジャーバンドで今回は2σです。

意味としては2σの場合は統計上95.5%確率的にその内側に入るという意味です。

チャートを見るとほとんどがオレンジのゾーンに入っているように見えませんか?

要はこの指標を使えばおおよそですが最大、最小でどこまで暴騰、暴落するかが見当がつくということになります。

ちなみにですが、1σは68.3%、3σは99.7%の確率で内側に入るという計算結果となります。

これを使うと現在の株価と比較して上昇、下降どちらにいきやすいか想像がつくということになります。

こちらも単体で使うものではなく、上記の MACD、RSIとともにみていくことが大事かと思います。

④移動平均線

次はとても有名な移動平均線です。色々な見方があるかと思いますが私の使い方をご紹介します。まずはチャートをご覧ください。

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2019年6月あたりをご覧ください。

3つの線を下回っているチャートがご覧になれるのではないでしょうか?

ちなみに3つの線はどれも移動平均線ですがそれぞれ50日、100日、200日移動平均線でその平均期間が異なります。ですので線のトレンドが異なるわけですね。

さて話を戻しますと6月はそれぞれ全ての移動平均線を下回っている、要は短期、中期、長期で見ても明らかに株価が安いのでは?と捉えることができます。どのタイミングで買うかというのは他の指標を見ながらになりますがこのような状況が見えた時は私はかなりの確率で買いの一つのおすすめと考えています。

どうぞ色々な見方がありますので他のブログや動画などもググってみてください。

⑤出来高

最後にして一番大事な指標、また案外軽視されている出来高です。

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チャートの下側にある棒グラフ、こちらが出来高のボリュームを示しています。色々な山になっていますが例えば2020年4月あたりのボリュームが莫大な大きさになっていることがわかります。

ここは皆さんもご存知のコロナショックです。

明らかに売り買いが錯綜した結果その出来高が莫大な量になっていることを示しています。

要は何かしらの要因で売りや買い注文が大きいのか、小さいのかを確認することができます。

とても大きな出来高で売りが入り、それが次第に出来高が減ってきた、そろそろ売り圧力が終わってきて今度は買いに転じるのか?とも見れるわけですね。

出来高は色々な情報や投資家の思惑が詰まっています。

どうぞ確認してみてください。

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最後に・・・

今回は短期投資についての私のやり方を紹介してみました。

ポイントは・・・

1. 将来性があるETFを選び、最悪半年、一年待てば暴落しても戻る、なので安心?
2. 買うタイミングは100%はないが少しでも買い時を見極める。そのためにはテクニカル分析を学んで総合的に買いタイミング、また売りタイミングを見極めよう

になります。

でも実践してみるとなかなかできないものなんですね。

実践してみることが大事、その中でいろいろ学んでいきましょう。

また別の機会に紹介しますが、自分でルールを作り、それを破らない、必ず実行すること、これをやることで自身を納得させること、また強欲を抑制しコツコツと稼ぎ儲けていくことをお勧めします。

※投資はご自身の判断のもと行ってください。あくまでもここでの記事は個人の考えを示したものであり確実に利益を得るものではありません。

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