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うつ病のキノコ、Uber Eats始める?【東京シェアハウス/リバ邸の住人】

うつ病のキノコはバイトを探していたが、

コロナの影響でシェアハウスの周りの店は

ほとんどバイトを募集していなかった。


全盲のロッキーがうつ病のキノコに

ロ)早く、新しいバイト先を見つけないとね。

と言っていた。


しばらくして

うつ病のキノコの電話が鳴った。


この間、寝癖爆発で受けたバイトの面接の結果だったらしい。


俺)どうだった?

キ)落ちました笑笑笑

俺)そうなんだ・・・なんで笑っとうと?

キ)このパターンしかないんです。

俺)wwwwwww


次の日


キ)ケンシロウさん、UberEatsやろうと思うんですよね。

俺)いいやん。

キ)とゆうか、前にやってたんですよ。

俺)そうなんだ。なんでやめたと?

キ)一人で寂しかったから。でも今はシェアハウスなんで

寂しくないから。

俺)お前、かわいいとこあるやん笑

じゃあ自転車買わないとね。

キ)自転車はあります。引っ越すときに近くの公園に置いてきました。

俺)いや、お前それ公園に捨てたってことやろ?

キ)取ってきますね。


そう言ってキノコはシェアハウスから出て行った。


キノコの前の家はシェアハウスから電車で何時間か

かかる場所にあるのに・・・


そして、5時間後位にキノコは自転車に乗って帰って来た。


俺)え、めっちゃ時間かかったね。きつかったろ?

キ)風が気持ちよかったです。

俺)・・・なら良かったね。


こうして彼の爽やかな風UberEats生活が始まると思いきや

別のバイトに受かった電話がかかってきたので

そちらで働く事にしたらしい。


ま、なんにせよ人は働いた方が良い。

人の役に立つことが

幸せを感じる瞬間なのだから。

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