発達障がいの幼少期経験談 0-2

小学校入学して中学年ぐらいまでの出来事である

小学校に入学した私にとって、最初に印象に残ったのは入学式直前に行われた記念撮影でした。そのとき、母が学校に来ていたのですが、誰もが驚くほどの大きなパーマをかけていました。当時の季節は突風が吹いており、写真を撮るときに風にあおられたため、私だけが目立つ姿になってしまいました。

そのときは何が原因であれ、私は母の姿が非常に目立つことを感じました。「母の行動が目立つと思っていた」というのが、私が当時感じた印象です。

しばらくして学校行事が始まり、途中で私はてんかんの症状を起こし、翌日には体調不良が悪化して入院することになりました。入院初期は、嘔吐や下痢、そしててんかんによるめまいなどの症状がありました。やがて下痢が悪化し、入院中にオムツを使用する必要性が生じました。そして、その後、全身に赤い斑点が現れるようになりましたが、当時はその症状が何であるか分からず、一部の薬を使用することができないと判断されました。現在ではその症状は治まっていますが、当時控えるよう言われた薬の名前は覚えていません。

小学校2年生に上がる頃には退院しましたが、その頃には授業がかなり進んでいたため、授業についていくことができませんでした。ある授業で、人の声がいろんな箇所からかなり奥から聞こえてくることに気づきました。その内容によっては、自分自身の悪口を言っているかのような声も聞こえました。授業中にはその悪口が耳に入ると、私はヒステリーになってしまい、誰が言ったかを詰め寄ることもありました。しかし、その行為は徐々に誰にもついていけないものになっていきました。

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