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2021年名古屋グランパス全試合を雑に振り返った件 前編

気づいたら今期も終わっていた

 12/4のホーム浦和戦をもって、2021年の名古屋グランパスの全日程は終了した。
 主にACL集中開催とそれに伴う隔離措置、そしてオリンピックによる中断のために例年以上に厳しい日程となった今季も、終わってみればあっという間、だった気がする。
 そんな中、我らが名古屋グランパスは「リーグ戦無失点試合20試合」という金字塔を打ち立てた。ランゲラックや中谷を中心とした守備は強固そのもので、何度0を1に、1を3にしてくれたであろうか。
 さて、もう一つ誇るべき数字がある。「55」である。
 これは、全コンペティションを含めた、「2021年に名古屋グランパスが行った公式戦数」であり、まだ天皇杯が残っている川崎と浦和が決勝に進んだとしてもこの数字は超えない。そう、名古屋グランパスは「2021年にJリーグで最も多く試合をしたチーム」となったのだ。「こんなシーズン中々無いし、なんかやりたいなあ・・・選手短評もシーズンレビューもグランパスには書いてくれる凄い人がおるからなあ・・・せや!素人目線で1試合ごとに振り返ったろ!」てなわけで、公式記録、ハイライト映像、Twitter、そして自分の記憶を頼りに、全試合を雑に振り返る。「そういえばそんな試合もあったな」的な感じで、クレイジーなシーズンを思い返す一助になれば幸いである。

リーグ#1 A福岡(2-1○ マテウス×2/OG)

開幕戦。引っ越しの車の中で見てた。その後を見ていると、正直早い段階で福岡と当たれて良かったと思ってしまう。試合はマテウスでいい感じに先制し、マテウスでいい感じに追加点を取り、吉田豊がランゲラックを見事なループシュートで出し抜くも逃げきって無事勝利。

こんな感じで小さくなって見てた

リーグ#11 Hガンバ(延期)

両チームACLに合わせて日程前倒し。久しぶりの豊スタということで意気揚々と向かっていたが、残念ながら相手にコロナ陽性者がおり延期。まあ去年はウチもそんな事があったし、そこはお互い様だよね。せっかく豊田まで来たのだからスタジアムを拝みつつ飯食って帰るか、と思っていたところ公開練習をしてくれた。これはこれでレアな体験。ところでこの話はマッシモ発案らしい。なんだ、いいとこあんじゃん。

リーグ#2 H札幌(1-0○ 相馬)

試合前に寿人の引退セレモニー。きっと多くのサッカーファンに「佐藤寿人といえば?」と聞けば「サンフレッチェ広島」と言うだろうし、本人が個人でもチームでもタイトルを獲得したのは実際広島。しかし、あの時彼がグランパスにいてくれた事がどれだけ心強かっただろうか。最近は解説etcで関わってくれていてとても嬉しい。あ、試合は後半に相馬が柿谷の初ゴールを奪い取って勝ちました。相手には青木とミンテがいたね。

リーグ#3 A柏(0-1○ 稲垣)

HUBで見てた。試合はというと、ごめんそんなに印象に残っていない。ということでハイライトを見直したところ、割と前半からこちらのペースで進み、後半に柿谷のヘッドをキーパーが弾き、稲垣が詰めて先制。この日の柿谷は前半から決定機を多く作っており、ゴールは時間の問題という感じだった。終盤になって3戦連発もあったし、連携も深まってある程度ゴール前以外でのタスクに慣れ、来期は10点ぐらい取ってくれるのではないかと期待している。

リーグ#4 A神戸(0-1○ 稲垣)

久しぶりのアウェイ遠征。学生時代は普通に使ってた駅や場所にアウェイサポとして乗り込むのはなんか変な気分である。中華街にはどう見ても名古屋サポという人たちがたくさんいて、アウェイ席も割と広めに解放されて心強かった。試合は、相手のパスミスを拾った稲垣がキャノン砲をぶち込み、いつものウノゼロで逃げ切り。ドウグラス番を任され初先発した木本も良かった。

リーグ#5 H横浜FC(3-0○ 前田、マテウス、山崎)

「学生」としてのラスト観戦。だから何だ、と言われたら言い返せない。前半は元祖下平システムによって塩ったが、後半突然のゴールラッシュで会心の勝利。ウノゼロ連発との落差で耳キーンなるわ。


リーグ#6 A鹿島(0-1○ 稲垣)

神戸戦と基本的には同じ(要するに稲垣が稲垣を決めて逃げ切った)なので特にない・・・と思ったが、試合後稲垣が代表に追加招集(セレッソの原川がケガで離脱)。本人の言葉を聞く限りでは、本当に試合終了直後に話が来たらしい。


リーグ#7 H東京(0-0△)

4月になり、今度は社会人としての初めての観戦。だから何だ以下略。何度試合をしても苦手意識を払拭しきれない東京だが、今季初ドロー。後半には吉田豊が間違えて主審にパスを出してしまい、この1件がきっかけで2022年のユニフォームはソックスを赤にすると決まったんだとか(多分ウソ)。セットプレーから相手にやられたかと思いきやVARで取り消されたり、やっぱりやり辛さはあるよなあ。

リーグ#8 A湘南(0-0△)

前半のうちに相手が退場者を出し、これはいけるかと思ったが逆に難しくなってしまった印象。中央を固める相手をこじ開けられず、クロスを入れてもゴール前には谷が立ちはだかった。速やかに海外移籍した上で日本代表を背負って、どうぞ。#gotospaintani

リーグ#9 A大分(0-3○ 山崎、OG、柿谷)

やっと柿谷に初ゴールが生まれ、柿谷3-0ジンクスの始まりでもある。成瀬のグラウンダーのクロスも絶妙であった。クロス上手くなったよね、成瀬。ていうか去年もここで3-0で勝たなかったっけ?3-0と言えば4年前には相手のカウンターで3対0(キーパーだけ)の形を作られた。そして今年生まれたのは「これ以上固くなってどうするんでしょう」という名実況。時の流れは速い。

リーグ#19 H広島(1-0○ 丸山)

ごめん全然覚えてない。今季の中で一番印象が薄い試合かもしれない。他の用事があったか何かで、生中継では見れなかった。丸山が今季初ゴールだが、見直してみるとキーパーの判断ミスに見えなくもない。

リーグ#10 H鳥栖(1-2● 稲垣/林、酒井)

今季初黒星。突然フォワードとして覚醒した酒井弟に完全にやられてしまった。シュート上手いし、ポジショニング良いし、収まるしで、この選手が去年までJ2でウイングバックやってたってどういうことなの。ちなみにアウェイで対戦した時もビューティフルゴールを決められ、ベストゴールにノミネートされた。まあ柿谷がかっさらったけどな!

リーグ#11 Hガンバ(2-0○ 山崎、相馬 ※延期分)

3月にコロナの影響で延期となった代替試合。おそらく怪我人etcの事情でサイドバックをしていた小野瀬を相馬が手玉に取り1G1A。ガッツポーズお姉さんが生まれた試合でもある。自分で言っておいてアレだが、あんまり味を占めるのも良くないぞ、DAZN。

リーグ#22 H川崎(0-4● ダミアン×2、旗手、遠野)

試合前の検査にマッシモが引っ掛かりベンチに入れず。いきなり嫌な予感が漂ったが、川崎に貫録を見せつけられる形になってしまった。ここまでの試合も何となくフワッと入ってしまうことはあったものの何となくやり過ごしていたが、このレベルのチームはそれを見逃してくれない。ていうか今期のダミアンはバチバチに仕上がりすぎててどうしようもなかった。

リーグ#12 A川崎(3-2● ジェジエウ、山根、OG/稲垣、マテウス)

一歩及ばず、初の連敗。しかし0-3にされてからの反撃はすさまじかった。特に3点目はキャプテンで守備の柱の丸山の痛恨オウンゴールだったしね。(これ以降他のチームのオウンゴールを見ると若干心が痛む。徳島戦のジョエルのやつとかね。)とはいえ、38試合中の2敗に過ぎないが、かなり精神的にきついものがあったはず。この後ACLグループリーグまで6試合は2勝2分2敗(降格した徳島と仙台にそれぞれ引き分け、負け)と失速気味だったが、正直良く持ってくれたなと。来年絶対にリベンジしよう。必要なら、また何キロだって歩くさ。

だいたい2稲垣

#リーグ13 Hセレッソ(1-0○ 吉田)

川崎ショックの後、見事無失点に抑えて勝利。豊は今季2ゴール目・・・ではなく、初ゴール。派手ではないが名手キム・ジンヒョンのニアを抜く見事なシュート。一見オフサイドに見える中で集中が切れていないのも◎。(相手にパスが当たっているのでオンサイド。)来期はサイドバックやボランチ、インサイドハーフがペナ脇まで入っていくシーンが増えるといいなあ。

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