見出し画像

若鯱達が最高だった件

思い立ったが吉日

7/9(日)。初めて名古屋グランパスU-18の試合を現地観戦してきたので、記憶が鮮明なうちにその感想を書いていこうと思います。

前日のマリノスとの死闘を見てハイになっていたこと、また前の週に無料で配信を視聴できると思いきや、なんやかんやあって見られなかった(無料はテレビだけだったっぽい)ことで、「ユース〇貞捨てるなら今やろなあ」と思い立ち、ナイター(とその後の飲み会)翌日の日曜日であるにも関わらず、7時に目を覚まして雨の中トヨスポに向かいました。

試合内容(うろ覚えなので他の人のTwitter等も参考にしています)

・今回の相手は「赤い彗星」東福岡高校。パッと思いつくのはやはり長友祐都、後は中村拓海(横浜FC)。他にはわれらが千代反田充もOBだそう。知りませんでした。
・前半は一進一退も、徐々にグランパスペース?しかし東福岡もキーパーを中心に必死に跳ね返す。
・キャプテンの大田が競り合いで顔を切る(?)アクシデントがあったが、すぐに止血して復帰。
・押し込みながら決め手を欠く展開の中、前半終盤にCKで失点。これは痛い。
・さあ後半開始。巻き返せるか・・・?と思った矢先に、またしてもCKで痛恨の失点。しかし、試合時間はまだ40分以上。
・すぐさま左サイドから力強くしかけると、これがキーパーと最終ラインの連係ミスを誘い、1点を返す。
・その後は押し込むグランパスと、機を見てカウンターを繰り出す東福岡の構図。相手のスルーパスが微妙に長くなるような幸運にも助けられる。
・そうこうしているうちに今度はグランパスがCKから同点ゴール。終わってみれば3/5点がCKから。
・こうなったら押せ押せのグランパス。しかし決定的なシュートはポストとゴールにそれぞれ1度ずつ阻まれる。
・時折危ういカウンターを出されるが、キーパー#1ピサノががっちりとセーブ。
・ドラマは後半ATに。(多分)中盤でイーブンなボールをマイボールにしてからのミドルカウンター。最後は途中出場の#37八色が冷静に切り返してブロックをかわし、下隅に蹴りこんで試合をひっくり返す。
・ゴールと同時にサポーターの元に雪崩れ込むピッチ上、そしてベンチの選手たち。ああこういうのはトップと同じだなと思うと同時に、積み上げてきた信頼関係も感じる光景。


気になった人達

GK#1ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾

とにかくデカいGK。セットプレーからの2失点は反省、しかし流れの中でのセービングと足元が安定。先日トップチームの練習に参加したそうですが、ジョンと三井がいることを考えると大学経由か。守備範囲とゴール前の混戦でも負けないフィジカルを鍛えれば即戦力になれる予感。

MF#11石橋郁弥

推し(断言)。逆サイドの杉浦は代表経験もありなんとなく認識していましたが、完全にノーマークでした。左サイドからゴリゴリと仕掛け続け、結果的に1点目をゲット。相手も広いスペースで1-1にさせないように、という守備の意識は感じましたが、それでもジリ貧で「時間の問題」感はありましたね。昇格が内定した鈴木が元々1番手で彼が2番手だったと考えると、本当に意味不明な選手層です。同じ理由で彼も大学進学が濃厚ですが、頑張ってほしい。

MF#37八色真人

その石橋と交代で投入され、後半ATに大仕事をやってのけた強心臓の1年生。試合後会場の片付けをしていたメンバー外の同級生(多分)が「あいつマジやったわwww」と話しているのを聞きましたが、おおむね同じ感想です。というかこれで「まひと」って読むんですね。カッコいい。体も大きくしながら逞しく育ってほしい。

DF#40森壮一朗

守備陣唯一の1年生。いや、そう言われるまで1年生ってわかりませんって(笑)。まあ、確かに1人だけ背番号が重いですけど。右サイドバック、アカデミー育ちと考えると、オランダと代表で躍動する彼と思わず重ねてしまいますが、2年後には同じようにアンダー世代で圧倒的な存在になってくれることを期待。

その他の感想、アドバイスなど

・第2グラウンドは思ったより丘の上にあり、また入り口が若干分かりづらいです。なので、トップチームの練習やTMの時よりも電車1本早めで来るイメージで。
・ピッチ周囲に自販機が無いこと、トイレが遠いことは要注意。
・ベンチは一応ありますが数は多くないので、90分立ちっぱなしがつらい人は折り畳み椅子的なものを持参すると良いでしょう。
・小西社長とか岡山哲也さんとか普通にその辺歩いててビビりました。
・リカバリー終わりの貴田が覗きに来てました。やっぱり仲間のことは気になるよな。
・グラウンド手前の駐車場がちょうどクラブハウスの風呂場に接しており、帰りがけにミーティングとリカバリーを終えた選手のリラックスした話し声が聞こえました。土曜は本当にみんなよく頑張ったよ。

おわりに

グランパスは昨年「未来へ」今年「つむぐ」と掲げ、実際にトップチームでは藤井や貴田がその立場を確立させつつあり、オフには榊原と倍井が帰還します。個人的な印象を言えば、トップとアカデミーの連係という意味では、強い「地続き感」を感じ始めているところです。その「地続き感」をアンダーの選手にも感じてもらうには、やはり「サポーターがアカデミー気にかけてくれている実感」が大切なのではないでしょうか。それによって、選手たちの「ここでプロになりたい」という気持ちもつよくなっていくものと思います。
今回一念発起して足を運んで、本当に良かったです。あなたも、ぜひ。

※追記

次のホームゲームは9/3(日)10時〜、vsサンフレッチェ広島。
ホームゲームの翌日なので、チャンス!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?