Nº56 横須賀に二刀流のイタリア軍艦が停泊していると聞きました
ネットのニュースで見たんですけど、今日(6月21日)から27日まで史上初、イタリアの軍艦が横須賀に停泊しているみたいです
僕が最初に惹かれたのはその名前で、カタカナで書くと
フランチェスコ・モロジーニ
だったので、最初に思ったことは「この”ジーニ”の部分のイタリア語の綴りはどのパターンだろう?」でした
また、アメリカ軍なら僕の限られた知識内で言えば、偉人の名前がつけられるもの、というイメージがあるので、イタリア軍の場合はどうなのかな?という小さな好奇心もありました
今回はその辺の「ちょっと気になってこう言うの調べたよ」というのを他の人にもシェアするつもりで記事にしてみました
とりあえず、偉人でした
wikipedia を読んでざっくり掴んだところによると、まず綴り(まぁ、最初に気になったことだからね)は Morosini でした
ワンチャン Morozini とかもあるかも、とか思ってました
で、次に「誰?」てことですよね
wikipedia を読むと Doge という単語が目に入り、そこで自分の知識のある点とつながりました
Veneziaで(というか La Serenissimaの時代というべきでしょうか)一番偉い役職じゃん。。
ということで、イタリア軍艦も(全部かは知らないけど)きっと偉人シリーズなのかなと思います
これを裏付ける一つの事実としては、イタリアでは一般的に船に人の名前をつけるという一面があることが挙げられるでしょう
もちろん、個人所有の船の名前の付け方と軍艦の名前の付け方を単純に括りたいわけではありませんけどね
次は、Doge で掘り下げる
Morosini氏は第108代のDogeで、ギリシャにある島嶼部の名称に由来すると思われるニックネーム、Peloponnesiaco と呼ばれていたとあります
説明を読み進めると、海戦にめっぽう強い人だったらしくて、現代の軍艦の名前に選ばれる背景がちゃんとあるんですね
次に、Dogeといえば、で考えてみたくなり、最も有名なDogeといえば誰だろうとやっていくと Foscari の名前に当たりました
これってやっぱ Ca’ Foscari のFoscariかな、とか思ったんですが、大学のHPをパラ見した限りだと関連情報が見当たりませんでした
ちなみにFoscariの名前もFrancescoで、第65代Dogeです
1822年につくられたVerdiのオペラ、I due Foscari の題材としても取り上げられた人物で、一言でいうと史上最高のDogeの一人として取り上げられています
僕はオペラは詳しくないのですが、オペラ好きの人にとってはわりと当たり前に知ってるくらいに有名な作品の一つなんでしょうか?
話を横須賀の軍艦に戻します
話を Nave の Morosini に戻します
参照した以下の記事によると、予約制で、ガイド付きの見学ツアーが行われるとのこと
言語はイタリア語と英語なので、イタリア語に触れる機会としても最高ですね
行ける人、羨ましいなぁ。。
同じく上の記事によると、Morosiniは”二刀流”の軍艦として設計されていて、一つは軍事作戦の遂行、もう一つは災害時の人命救助活動への従事です。。
興味ある人は、僕が参照した上の記事を読んだり、そこから予約サイトへも飛べるみたいなので(自己責任で安全を確かめながら)関連情報をチェックしてみると良いでしょう
こういう記事、良いですか?
僕は普段からこういう感じであれこれとイタリア関連の情報のつまみ食いを続けていますが、もし今回のような記事がみなさんにとっても役立ったなら、反応を見つつ、こういう内容ももっと書いていく、かもしれません
なので、感想をいただけると(その辺の判断にあたって)参考にしたいと思います
ということで、最後まで読んでもらって、ありがとうございましたー
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