【米株】決算解説!Appleコロナウイルスの影響は?

KENです。
私は、投資家として主にYoutubeで投資・金融・経済について発信しております。おかげさまで、登録者は約85,000人おります。

最近、動画の視聴者の方や友人から「一度見たけど、また見返すと時間がかかってしまうからテキストでも残して欲しい」と言った声や、「時間は無いから、記事も書いてほしい」と、ご要望を頂きました。

この記事では、Youtubeでの決算解説+追加のデータなども使って解説していきます。また、取り上げた企業の新たなデータや最新情報などが出た場合、出来る限り追記していきたいと思っています。

目次は以下です。

▶︎業績サマリー

アップル決算
Apple (NASDAQ:AAPL) Q2'20
EPS $2.55 (+3.6%Y/Y)
売上 $58.31B (+0.5% Y/Y)

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まずは、業績を確認して行きます。

今回は、1-3月期でコロナの影響が出ておりましたが、売上に関してはなんとかプラスで終えることが出来たといった感じですね。

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セグメントは19年9月の時点での構成です。
半分以上を、iPhoneの売上で占めている事がわかります。
しかし、最近ではハードウェアで稼ぐ事よりも、サービスで稼ぐ体質に移行中。
出所:マネックス証券

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Appleは、製品の販売時期によって売上高が左右される傾向があります。
基本的に1Qで、新型のiPhoneの発表があるため、売上が大きくなっています。

また、サービスの売上高を見てみると、安定している事がわかります。
これは、サブスクリプション型のモデルの売上が含まれているためですね。

▶︎サービス売上は右肩上がりに推移

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サービスの売上高だけをみると、綺麗な右肩上がりで推移している事がわかります。今回の決算でもYoYで16%の成長でした。

▶︎プロダクト・サービスの粗利益率推移

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サービスは、サブスクモデルが含まれているので、契約者数が増えれば増えるほど粗利率が高くなる傾向があります。今回の決算でも、65.4%と前年同期比で1.6ポイントのプラスです。

プロダクトの粗利益率が下落傾向なのは、サービスで稼ぐ体質にシフトしてきているためです。まずは、製品を持ってもらえないとサービスを利用してもらえませんので、価格戦略を変更し、比較的廉価な製品ラインナップを増やしていますね。

▶︎地域別売上高(欧州の伸びを日本・中国が打ち消す形に

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地域別の売上高を見てみると、コロナウイルスの影響がわかります。
アメリカ大陸やヨーロッパは1−3月の時点では影響がそこまで出ていませんでした。ヨーロッパに関しては、昨年よりも伸びていますね。

一方、中国を見てみると影響が顕著に出ています。
次の決算では、欧米に大きな影響が出ていると予想されます。

▶︎膨大な額の自社株買い

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Appleは毎年、莫大な額の自社株買いを行っています。
ここ数年は、四半期で1兆円を超えのペースです、、凄まじい。
今回の決算でも、500億ドルの追加の自社株買いを行うと発表がありましたので、この流れはしばらく続きそうです。

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発行済株式数も右肩下がりです。

この記事は、これで終わりとなります。
最後まで、ご覧いただき有難うございます。

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