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03 自分の手の届く範囲のことだけをやる

変数と定数を見極める

今回は02の記事で書いた僕の中の5つの柱について詳しく書いていきたいと思います。
変数と定数を見極め、自分で変えれる変数にだけ着手する
この考え方を頭にインストールしてから自分がやるべきことが明確になったと思います。

変数と定数とは

変数=自分の力が及ぶもの、自分の力で変えれるもの。
定数=自分の力ではどうしようも無いもの、変えれないもの。

と定義します。

これはテレビで「いつやるの?今でしょ」でお馴染みの林修先生とUSJや丸亀製麺、西武遊園地などを業績をV字回復させた日本を代表するマーケター森岡毅氏対談で初めて知り、衝撃を受けたことを覚えております。

その後どのビジネス本、ライフハック本を見ても誰もが同じ本質のことを違う言葉で述べているのが印象的な大事な考え方です。





定数をどうにかしようとするから悩む

人は定数をどうにか変えようとするから悩むそうです。自身の経験でもすごく感じます。


例えばダイエット
1ヶ月後に2kg痩せる!!
などと目標を立てて頑張る人多いかと思います。
その際に、毎日体重計を見て体重の増減に一喜一憂していませんか?
それで頑張っているのにあまり変化がない、もしくは逆に増えている時、メンタルは落ち込んでモチベーションも低下してしまいます。

この時、体重計の数字=結果=定数
だと僕は考えます。
僕は結果は自分ではコントロール出来ないと思います。


では、この際の変数はなんでしょう?
僕ならば、毎日の減量メニューを考えそれを毎日食べる、そして記録するがダイエットにおいての変数だと思います。
もしくは毎朝30分前に起きて散歩するでもいいと思います。それを毎日続けることを目標にする。

これらはどれも
自分だけの力でコントロール出来ること=変数
だと僕は考えています。

そこにフォーカスする事でメンタルがぶれる事がなく、ダイエットが継続し易いと思いますし、結果も自ずと付いてくると思います。

そもそもダイエットの結果なんて、数字だけが全てじゃなくて、ウエストが細くなったり、疲れにくくなったり、朝スッキリ起きれるようになったり、様々な結果が出るのに、自分の「世界を見る解像度」が低いせいで見えてないだけなんですよね…(ダイエットに限らず)



このように物事の定数と変数を見極め、変数にフォーカスして取り組む様になり余計な事で悩む事が少なくなりました。

結果は出すものではなく出るもの

先ほどお伝えしたように結果=定数だと僕は考えます。
それの反対で過程なら自分の力で幾らでもコントロールする事が出来ます。

勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし

野村克也

と言う言葉があります。
これは野球の故野村克也監督の言葉だそうですが、この言葉通り結果(勝ち)は自分だけの力だけではなく

様々な要因に作用される事

なのでしょう。
ですからフォーカスを置くべき事は圧倒的に過程だと僕は考えています。




目標を変数にしてみる

人は目標設定するときに結果を目標に置きがちです。



あの〇〇大学に入学する
1ヶ月後に2kg痩せる
〇〇のオーディションに合格する
インスタフォロワー1万人
次のライブまでにこの曲を完璧に弾けるようにする



などです。

そうではなく目標を過程にしてみたらどうでしょう
大学に合格する為に毎日の勉強プランを考えてそれを遂行する
ダイエットの為に朝起きて30分の散歩を毎日する
合格する為にオーディションの曲の練習を毎日1時間は絶対にする
Instagram週2投稿を毎週続ける
毎日ゆっくりからでもその曲を練習する

結果が出たかどうかではなく、自分の決めた変数の目標を達成出来たかを自分の評価基準にすると余計な事で悩まなくて良いし、ダメだった時の修正もし易いのではないかと思っています。

夢や結果=定数
目標=変数

夢は叶えるものではなく、叶うもの。結果は出すものではなく出るもの。
逆に目標は達成するものだと僕は考えています。


まとめ

この考えの本質は、自分に矢印を向けようという事です。


結果や人の心、自分の力だけでは変えれないことを無視し、自分の力が及ぶ事だけに集中して取り組む。
しかし口で言うのは簡単だけど、実際は少し訓練が必要だと思います。
僕はどんな些細な事でも「これの定数と変数はどれだろう」と考える訓練をしています。

この考えがnoteを書く事でより自分に定着しますように。そう願って。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ベーシスト
憲人

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