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北風と太陽

こんにちは!

けんいちです!

「北風と太陽」の話を知っていますか?

北風と太陽がある一人の男のコートをどちらが脱がせることができるかという勝負をして、北風は強風を起こしてコートを飛ばそうとしたが上手くいかず、太陽は逆に暑い日差しを当てて、コートを脱がせることに成功し、太陽が勝負に勝ったというお話。


多くの人が知っているこのお話はある教訓を指し示しています。

それは、

「人の動かし方」

今回は指導者にとっては一番重要なお話である人の動かし方についての考えを書いていこうかと思います。


人の動かし方についての名言

人の動かし方と聞いて一番先に思いついたのは、

D・カーネギー著の「人を動かす」にもあった

人を動かす三原則

1.相手を批判しない。

2.素直で誠実な評価を与える。

3.強い欲求を起こさせる。

この3つを簡単にまとめると、相手を認めて批判せず、褒めて、メリットを与えることで、人は動いてくれるということです。

これって難しいようですが、自分に置き換えてみてみればすごく単純なことに気付きます。

自分のことを認めてくれて、褒めてくれて、メリットを与えてくれる人の言ってくれることなら素直に聞こうと思えませんか?自ら動きたいと思えませんか?

僕は指導者で、組織のリーダーとなり、人を動かす立場にあります。

だからこそ、人はどうしたら動くのかにはすごく興味があるんですが、こんなにも伝えているのに、なぜこの人は動いてくれないんだろう。といった経験が僕自身もよくあります。

そんな時は人を動かす三原則を思い出すようにしています。

人を動かす三原則で一番大事なのはメリットを与えることだと思っています。

僕自身がなぜ動いてくれないんだろうと思う時は、大体これが相手に伝えられていないことが多いです。。頑張ります。

※よく言われる「Win-Win」を作ることが人を動かす秘訣だなと感じています。


北風と太陽の違い

北風はコートを脱がすのに、強風を起こしましたが、これは人と人の関係で言えば、本人の意志とは関係なく半ば「強制的」にコートを脱がすという成果を得ようとしています。

太陽はコートを脱がすのに、日差しを当てて暑さを利用して、本人の意志で「自主的」にコートを脱がすという成果を得ることができました。

結果として、北風と太陽の勝負は太陽の勝ちとなるお話ですが、北風もコートを脱がして勝ってしまったりする可能性もありますよね。


北風と太陽の違いは、

本人の意志とは関係なく「強制的」に人を動かすのか

本人の意志によって「自主的」に人を動かすのか

どちらもメリット、デメリットは当然あると思います。


北風の場合、

本人の意志とは関係なく強制的に人を動かすことによって得られるメリットは短期的に早く成果を得やすいことで、デメリットは反発を買いやすいこと。

太陽の場合、

本人の意志によって自主的に動かすことによって、メリットは信頼を得やすいことで、デメリットは成果を得るのに時間がかかってしまうこと。


どちらの方がより良いという話ではなく、どちらもメリット、デメリットがある中でどちらを選ぶのかです。

僕自身は指導しているときは基本的に太陽派です。

(そんな派閥あったんかい。笑)

でもときには、大切な試合前や、どうしても今成果をあげたいときなど北風のように振舞うこともあります。

常に太陽派でいることが理想なのかもしれませんが、まだまだ未熟な僕には難しく、強制的に人を動かしてしまうことがあります。感情のままに動いてしまった時は激しく後悔しますが、あえて強制的に動かすことも必要なのかなと最近は思ったりします。

今のところは「北風」と「太陽」をうまく使い分けるのが人を動かすコツなんじゃないかなと思っています。

太陽だけ、北風だけでもダメです。

両方をうまく使い分けましょう!!(自分に言ってる。笑)




                     




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