愛車②-1

シルビアとはよくドライブに行ってたっけ。
ドライビングを上手くなりたいと思い雑誌を買い夜中まで読んだり、近くの峠道へ行ったりと当時を思い出す。

彼女を乗せ遠出した時、登りの峠道を駆け上がっていたら、フェアレディZ(Z32)が前を走行しているのが見え彼女にカッコイイ所を見せようと加速し後ろにつきそれほどキツくない登りのカーブに侵入した途端!リアタイヤがグリップを失い、外側に流れ、、、、外側のガードレールに、、、、咄嗟に逆にハンドルなどで立て直し、横目で彼女をみたら顔面蒼白!自分も想定してない事だったのでスピードを落としそのままゆっくり走行。
その時は自分の運転の未熟さや彼女にこんな遠くまで来て怖い思いさせてしまったと反省した事を思い出す。

頭ではわかっていたもののFR車の特性を初めて知った時だった。

それが原因だったか定かじゃないが、程なくして彼女とは別れてしまった。

その後は改造にのめり込み、
足回りや運転席のシート、マフラーなどを交換し「自分のシルビア」にするため加速していった。

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