エッセイ 走馬灯 愛車①-2

当時はスキーブームの真っ只中。
初ボーナスでスキー一式を購入して毎週のように友達とスキー三昧。
その頃はスタッドレスタイヤが出始めの頃で、安かった怪しいタイヤで、よくスキー場に行ったっけ。
スキー場は多くの人が押し寄せ、早朝着くよう行っても昼に着いたりと、大変な時期でもあった。
そんな中、スキー場までは緩やかな登り坂が多く、怪しいタイヤと未熟な運転でよくスリップし焦ってしまい、時には、後ろに付いていた車の運転手がやばい!と考え、車から降りて自車と車の間に入り、後ろから押してもらったり、また助手席にいる冬道の得意な友達と運転を代わってやり過ごしたりと、まぁいろいろありました。
スキー場には良い思い出がいっぱい。今では年をとった事もあり、わざわざ寒い所に行くという発想は湧いてこない今日この頃です。

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