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#スタートアップに転職した最初の1ヶ月の話

こんにちは、この4月に総合商社を退職してアパレル系スタートアップへ転職したK.Kです。入社したその日から現在までリモートワークで研修やオンボーディングを果たしている今を述べていきたいと思います。

まず4/6に入社初日を迎えた訳ですが、Zoomを使ってオンライン入社式が行われました。新卒、中途含め10人ちょいですが中々すごいタイミングでの入社だと思う。

私が最初の会社に新卒で入社したときも、リーマンショックの余韻を残し100年に一度の不況と言われる状況でした。どうやら始まりは決まって底からスタートするようです。

初日はアカウントの設定、CEOの話などで1日が過ぎ、2日目以降は会社の概要や商品のこと、生地のことなどみっちりと3週間導入研修を受けることができました。

ベンチャーに入った最初の1ヶ月はとりあえず色々なことが起こるのかなと不安とワクワクが入り混じった感情だったので、ある意味拍子抜けの感じもあった・・笑

世のため人のためになることを自分が成し遂げたい、商社での10年間の営業、企画、海外経験、さらにMBAの経営の知識を使えるポジションに就きたい、感動体験ができる組織で働きたいという気持ちを叶えるために転職をしました。

VISION Drivenな会社であることは間違いないようです。誰もがVISIONを大切にし、その達成に向けて同じベクトルで走っている感じがあります。CEOが言うには、「自分のVISIONと重なる部分があるか考えてください」とのことだった。

2ヶ月目以降ももっと会社のVISIONを解像度高く考えたいと思う。

ポジションは経営企画に就けたので汎用的な知識、スキルは活かすことができると思っている。この1ヶ月で感じたことは、アカデミックな理論や知識は実戦で使って見て、上手く行ったこと、上手くいかなかったことを学習し、さらに使えるようにチューニングすることが重要だということである。

結局状況や場面によってチューニングが出来なければバリューは出せないし、そのままのフレームワークでよければ全てが同じ解になるから、やはりバリューは出せないのである。

感動体験できる組織か?

YESだと感じている。アパレルの業界を選んだ理由はロジックでは全てを解決できない産業だと感じたからだ。アパレルはいわゆる「業界人」みたいな人がトレンドを作り、先導してきた流れがあると思う。まさに「プラダを着た悪魔」のようなイメージである。

テクノロジーの進化に伴いスマートフォンが世界的に普及し、SNSで国境を超えて容易にオンラインで繋がることができるようになった。その結果、アパレルの民主化とも言うべき潮流ができ、誰でもブランドを立ち上げられるようにもなった。

話を戻すと、アパレルを科学するような動きもあるが、結局全てを0と1では片付けられない、「感性」が入り込むところが魅力的であり、そこで働く人も面白い。

正直オシャレとかよくわからないが、「社会のトレンド」、「洋服の一定のルール」、「自分の感性」、この3つを組み合わせた先に自分にあったオシャレがあるのではないかと思っている。

そんな自分にあったオシャレを提案しようとしているのが我々であり、その実現を目指して走っているこの組織では感動体験ができるのではないかと思っている。

現在2ヶ月目に入っているが、お店も閉まっておりかなり厳しいのは確か・・笑

それでもこの窮地を脱し、新たな価値提供をすることで会社をいかに成長させられるのかが経営企画の腕の見せ所ではないかと思っている。

大企業からスタートアップに転職して思うことの一つとして、「視座が高くなった」ことである。これまでアサインされたプロジェクトベースの考え方だったが、会社視点でどうすべきなのか考えるようになってきている。

研修も終わり、今度は経営指標の全体を整理し健全なPLを実現、さらにはアパレル業界の基盤となるようなデジタル変革を支援する取り組みを担当する。

転職理由の3つを必ず達成することを目指して、嫌になるくらいの努力をし続けたいと思う。

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