日本の富裕層について:2021.08.29

『お金持ちになりたい』『富裕層になりたい』

過去に一度は思ったことはないだろうか?

私はしょっちゅうだ。


ただ富裕層ってなにを持って富裕層というのだろうか?疑問があったので調べてみた。

辿り着くため(辿り着けるのか?)には、目標の場所をしっかり押さえておきたい。


■富裕層の定義

野村総合研究所の調査があったので、その内容から引用させていただく。

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上の図の通り、分類としては、

「超富裕層」「富裕層」「準富裕層」「アッパーマス層」「マス層」に分かれている。

着目すべきは、その分類の基準が『純金融資産保有額』になっていることである。

この定義に合わせると、『富裕層ゾーン(準富裕層〜)『』は、5000万円以上となる。


■純金融資産保有額とは?

定義は以下の通りだ。

「純金融資産保有額」とは、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いたもの。

つまり、BS(バランスシート)の見方ということだ。

例えば、保有資産が3億円あっても負債が2億9千万あったらそれは「マス層」になる。


■バランスシート(BSとは?)

これは、持っている資産や抱えている借金(負債)、また資産から借金を引いた純資産の額をまとめる事で財務状況を明らかにする表のことを指す。

企業の会計において、BS(バランスシート)または貸借対照表とも呼ばれ、資産などを管理する基本になる。ただ、この考えを家庭に持ち込むことで、家庭の財務状況を把握することができる。

※改めてだか、今回の富裕層の定義をする上でこれらの考え方が用いられ、『純資産』をもとに分類されている。内容を図にすると以下のようなイメージになる。

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資産、負債、純資産については下記の定義になる。

資産=持っている資産の総額
負債=一般的に借金の額
純資産=純資産とは、資産として持っているものをすべて現金化し、そのお金で負債を支払った時に最終的に手元に残るお金

ちなみに『資産=負債+純資産』なる。


■一般人はどこは目指せるのか?

人生の中で富裕層になることが目的ではないが、人生の自由度をあげるために、富裕層ゾーンに入ることは目標の一つだ。

では現実的に目指せるラインはどこか?

自分は『マス層』であるが、「株の利回り」や多少の「年収アップ」も考慮し時間かければおそらく『準富裕層』までは辿り着くことができる可能性はあると思う。

ただ、それより先に行くには、『収入(資産)』『支出』を極端バグらせるにしかないだろう。


こういった現実を押さえつつ、自分なりの家族戦略やアクションを考えていきたい。


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