見出し画像

【けもの道編集部チューモクのジビエ店】高知の「ヌックスキッチン」

本稿は『けもの道 2018秋号』(2018年9月刊)に掲載されたものを note 向けに編集したものです。掲載内容は刊行当時のものとなっております。あらかじめご了承ください。

ヌックスキッチン|高知県香美市香北町吉野|Webサイトはこちら

ヌックスキッチンは2014年、高知市にオープンしたジビエ料理専門店。オーナーの西村直子さんは世界各国でジビエ料理を食べ、学んできたほどの料理人で、最高のジビエ肉を提供し、大人気となったレストランだ(3年間の限定営業だったため2017年12月に惜しまれつつ閉店※)。

※さらに注釈:2024年6月現在、1日1組限定のジビエ料理専門宿「ジビエと田舎暮らしの宿 ヌックスキッチン&ロッジ」(下記リンク参照)として運営されています。

そのヌックスキッチンが高知県香美市に新たにジビエビジネスアカデミー(G‐B‐A)を開講した。ジビエの導入・活用方法を模索する県内外の飲食店や、異業種から新規参入したい企業に対し「集客に繋がるジビエ活用実践ノウハウ」の提供を行う。

ヌックスキッチンのジビエビジネスアカデミーで、西村直子さん(右から2番目)の指導を熱心に聞く受講生たち

肝心のジビエ料理のレシピは、プロを対象とした店舗で提供する本格的なものから、家庭で作れる簡単なものまで用意。オンライン講座も始まる予定なので、ジビエ活用を考えているハンターにとっても気になる講座となりそうだ。

ジビエ料理はプロ向けの本格的なものから家庭でもできる簡単なものまで学べる

また、食事付き民泊も準備中で、高知の自然とジビエを堪能できる最高の体験を提供してくれそうだ。

今後は食事付き民泊も開始予定。縁側で食べる料理は最高!
西村直子さん|世界60ヶ国を旅し、各地でローカルな食文化を体験。特にジビエに関心を抱き、狩猟や解体の現場にも足を運び、知識を得る。帰国後、日本で調理師免許を取得、その後、ニュージーランドへ渡り 12年間暮らす。経営難に陥っていた勤務先のレストランをコストをかけずに立て直しに成功。2008年より日本で活動開始、現在は県内外への出張講座も積極的に行なっている

(了)


狩猟専門誌『けもの道 2018秋号』では本稿を含む、狩猟関連情報をお読みいただけます。note版には未掲載の記事もありますので、ご興味のある方はぜひチェックしていただければと思います。

ここから先は

0字
『けもの道 05[2018秋]』の有料記事を5〜8本以上お読みになりたい場合は本マガジンをご購入いただくとお得です!

狩猟専門誌『けもの道』の2018秋号の有料記事をまとめてお得に読めるマガジンです。特集テーマは「残された日本の島犬」。幻の屋久島犬が躍動す…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?