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けもの道 03[2017秋]

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狩猟専門誌『けもの道』の2017秋号の有料記事をまとめてお得に読めるマガジンです。特集テーマは「肉好き猟師必見! 肉々しい特集」。ジビエレシピや熟成処理の注意点、ウイルスの危険性…
『けもの道 2017秋』のnote版有料記事4〜5本以上お読みになる場合は本マガジンを購入するとお…
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#熊害

データの蓄積から見えて来たツキノワグマの正しい姿 〜 本州ツキノワグマ対策最前線

ニホンジカ、イノシシに次いで近年、その生息数を大いに回復させたと見られるツキノワグマ。冬眠期が終わり、活発に行動する春から秋に掛け、東北から近畿・中国北部で発生するツキノワグマによる食害や人身事故をニュースで知ることも珍しくなくなった。 「保護」か「駆除」か。そんな単純理解では済まない現代日本人とツキノワグマの共生を探る2つの取組みを紹介する。なお、本稿で「クマ」と表記するものは、特段の言及がない限りは「ツキノワグマ」を指す。 取材|平成29(2017)年6月 文|佐茂規

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軽井沢でクマとの共存を支えるヒトとイヌ 〜 本州ツキノワグマ対策最前線

日本有数の別荘地、長野県軽井沢町。日中、人々は都会の喧騒を忘れて豊かな自然に触れ合い、夜には涼しげな虫の鳴き声に包まれて深い眠りにつく。そしてその頃、ピッキオのメンバーと優秀なベアドッグによるクマの追払い活動が静かに始まる。 文・写真|佐茂規彦 ピッキオが取り組むツキノワグマ保護管理事業ピッキオ(picchio=イタリア語でキツツキの意味)は、軽井沢を拠点に野生動植物の調査研究および保全活動を行うとともに、自然の不思議を解き明かすエコツアーや環境教育を行っているエコツーリ

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