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繊細さん向け ~ 辛い時にしてはいけないこと ~

社会に属していると毎日のように、
嫌なことや辛いことが自分に降りかかってきます。

それらのストレスに上手く対応できれば良いけど、
そんなに簡単にはいきませんよね。

特に繊細な気質を持った人達は、
心への負担が人一倍あるためか、
心を病みやすくなってしまうでしょう。

僕もHSP気質なところがあって、
毎日生きづらさや苦しさを感じています。

自分でもできれば心を強く持ちたいけど、
自分の心をコントロールするのは無理でした。

なので『辛い時にどうするのか』を考えて、
自分で自分を労る方法を模索してきたのです。

傷つくことを避けるのは難しいけど、
傷ついた心を早く回復させることはできます。

そこで今回はHSP気質のある僕が見つけた、
「辛い時にしてはいけないこと」を紹介します☺︎



前向きな言葉を無理に受け入れないこと


僕は辛い時に自己啓発本を読み漁ってたのですが、
これは落ち込んでいる時にはやめた方がいいです。

たとえば仕事や学校で少し嫌なことがあって、
「はぁ〜、、今日は上手くいかなかったな、」
って思う時には良い方法なのかもしれません。

励ましてくれるような歌を聞いたり、
ポジティブな気持ちになれる本を読むのも良いですね。

そうすれば少しは前向きになるはずですから。

でも本当に絶望をしている時はどうでしょう?

僕は過去の仕事で自分を見失うほどの、
大きな絶望と虚無感を感じていた時期がありました。

「自己啓発本の前向きな言葉」
「励ましてくれる応援ソング」
「友人からのポジティブなアドバイス」

本当に絶望を感じてた僕にとってこれらは、
何も感じない空っぽの言葉に過ぎませんでした。

その言葉やアドバイスを否定するとかではなく、
本当の真っ暗な絶望の中にいる人には、
このような明るい言葉は響かないことが多いのです。

本当に辛く絶望を感じている時には、
「今は明るい言葉で励まされるステージじゃない」
と今の自分の状態を再確認してください。

傷ついた心を早く癒すためには、
ポジティブで前向きな言葉を受け入れるのではなく、
絶望している自分に寄り添うことを意識してください。

そこで自分を俯瞰することもできるし、
自分が傷ついてる元凶と向き合うこともできます。

根本的な解決をするのにはまだ早いフェーズですが、
絶望してる時ほど原因が不明確なこともあります。

心の中の自分を自分自身に寄り添わせることで、
次の段階に進むことができるはずですよ。

「〇〇が嫌だったよね」
「〇〇をされて悲しかったよね」
「〇〇で結構心が傷ついたよね」

悩みや傷ついた心を治そうとするのではなく、
自分で自分の感情をわかってあげるだけで十分です。


繊細であっても家で籠る時間を増やさないこと


繊細さんの中には家にひとりで籠る時間が好きな人は多いでしょう。

でも落ち込んでいる時にはその時間が多すぎても、
結局悪い方向に進んでしまうこともあるのです。

たとえば傷ついた心を自分なりに癒そうとして、
その手段として家から出ず自分の部屋の中で、
一日中何もせずにベッドから動かない。

これで心が回復すると思ってる人は多いはずです。
(僕自信も過去に何度もやってることでした)

でもそれでちゃんと立ち直れた人はいるのでしょうか。

少なくとも僕は立ち直ることができませんでした。

ネガティブ思考を元から持っていることもあり、
辛い理由について考える時間が多ければ多いほど、
その辛さが強くなってしまうだけでした。

そこで繊細さんでもオススメなのが一旦外に出ること。

特に「人がいる場所」に散歩しに行くのはいいですよ。

メンタルヘルス的には日中がいいのかもだけど、
僕は最寄りの駅や公園でする夜の散歩が結構好きでした。

何かで悩んだり傷ついたりしたら家では考えず、
「知らない誰かがいる場所」で歩きながら考える。

何事もネガティブ思考に変換するのが得意な僕でも、
少しだけ悩みを軽く捉えることができましたよ。

正直これも根本的な辛さの解決にはなりません。

でも家でひとりで部屋にこもって悩むより、
外に出て悩んだり考え事をする方が僕はいいと思います。

誰かに会うこともいいかもしれないけど、
あえて干渉してこない他人だけがいる環境で、
自分の悩みと向き合うのもいいです。

僕の場合、家で悩んでいた時よりかは、
開けた環境にいることによって、
自分の思考も少し開けるような感覚があったのです。

ネガティブな結論を出していたのが嘘みたいに、
悩みそのものを軽く捉えることも出来たのです。

この方法に合う合わないはあると思うけど、
家に籠ってて心がうまく回復しないのであれば、
一旦重い腰を上げてお散歩にいってみましょ。


辛い時にに物事を決断しないこと


シンプルに結論から話させてもらうと、
「精神が不安定な時に物事を決断はしてはいけない」
ということをしっかり覚えててほしいです。

まず僕たちの体が疲れるように、脳も疲れます。
判断や決断をする時には脳を使いますよね。

傷ついた心の状態の脳は疲労困憊なのです。
疲労した脳の状態で大事な決断をしてはいけません。

重い病気で動けないのに職場に出社し、
失敗できない大事なプレゼンをするようなものですよ。

傷ついたことによって消耗した脳では、
視野がとても狭くなってしまうのです。

僕自信も絶望している時に大事な決断を急ぎ、
後悔してしまった経験が何度かあります。

ある程度傷ついた心が回復し余裕がある時には、
ちゃんと考える時間を取ることができるし、
視野が狭いような決断を下すこともないでしょう。

辛い時こそ大事な決断を後回しにして、
自分の心の健康を第一優先にしてみてください。


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