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歴史上の人物、出来事から見えてくる、現代に通じる本質
今年は週1回くらいのペースで歴史上の人物や事件等を取り上げながら、現代に通じる本質を考える記事をnoteやこのFacebookで取り上げさせて頂きました(その他にも週4本の記事をアップさせて頂きました)。数えてみると、歴史関連として54の記事をアップしていました。
振返って改めて読むと、我ながら拙い文章だなと反省させて頂きながらも、歴史上の人物や事件等から見える、その事象特有のものを除いた本質は、現代に通じることが沢山あるなと感じました。
いくつかご紹介してみたいと思います。
・スピーチ力や演技力等のスキルを磨いて政権を握り、戦争に向かったヒトラー。しかし、戦争の敗北とともに、スピーチ力や演技力を駆使した演説も、国民の信用を取り戻すことはできませんでした。
~いかにスキルがあっても、信用を失っては通用しない
・関ケ原の戦いにて完璧な布陣で、布陣だけ見ると勝利間違いないと後世評価された石田三成。しかし、人の心をつかみ、人を動かせない三成は敗北しました。
~いかにフォーメーションが完璧でも、人の心をつかみ、動かさないと、勝利に繋がらない
・カトリックに対する反発からカトリックの改革提案を行ったマルティン・ルター。しかし、改革提案のつもりがプロテストタントという一大勢力を作ってしまったのは、印刷技術によってルターの考えが広く流布し、”バズって”しまったからでした。
~メディアの変化は、発信者の想定以上に発信が広まり、世の中さえも変えてしまうことがある
・維新三傑の一人である西郷隆盛。農民に対する思いは熱いながらも、薩摩の下級役人であった隆盛の視野を広め、視座を高めたのは、主君である島津斉彬の指導、教育があったからこそ。
~上司の視野が広く、視座が高くないのに、部下が視野広く、視座高くなることはない
まだまだもっとありますが、少し見ただけでも現代に通じる本質が歴史の中には散りばめられているな、と感じます。
来年も引き続き歴史から見えてくる本質をご紹介するとともに、こうした本質を自分自身の仕事、コンサルティング、生活の中で活かしていきたいと思います。
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