6/6-6/12日経新聞レビュー

この1週間で気になった日経新聞の記事を4つほど取り上げてみたいと思います。
 
「東芝、社外取が人事案「反対」」(6/7 ビジネス)
今期の株主総会で提出される取締役案が大株主により過ぎていて、バランスを欠くというのはその通りだと思いました。一方で、東芝はいつまで内部でゴタゴタしているのかな、という印象もあります。このままでは更に環境変化に遅れるのではと懸念します。
 
「人への投資、世界水準遠く 骨太方針決定」(6/8 1面)
先進国の中における日本の人的投資の少なさに驚きますが、骨太の方針に掲げられたのが3年間で4千億円というのは少なすぎないでしょうか。デジタルスキルの職業訓練等に投資するといいますが、幅広く波及する取組みを期待しいたいと思います。
 
「定住外国人「正社員」に壁 昇給遅い非正規、日本人の倍」(6/9 1面)
多くの企業様(特に現場系の仕事を抱える企業様)で人手不足は本当に深刻です。その中で、外国人の働き手は非常に貢献しているにも関わらず、相応の待遇にならないのは問題です。政治リスクを取りやすい現政権は本問題に踏み込むべきではないでしょうか。
 
「選挙直前、割れる野党 投開票まで1ヵ月」(6/10 政治・外交)
今回の参議院選挙ほど、疑いもなく与党の圧勝が予想できる国政選挙も珍しいです。不信任案での野党間不一致は、選挙協力が進んでいないこととも連関するだけではなく、国民の野党への失望を深めるだけの結果になっていると思います。

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