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10/9-10/15日経新聞レビュー

この1週間で気になった日経新聞の記事を5つほど取り上げてみたいと思います。
 
「マンション高騰の果て「東京にいられない」」(10/10 朝刊総合・政治面)
都内のマンションは高騰の為、北関東含めてマンション開発が進む一方、都内は外国人も含めた投資目的の購入が進んでいるとあります。個人的には今の都内マンション価格はバブルとしか思えず、今時点で購入するのは高値掴みとした思えません。
 
「水際緩和、訪日回復に弾み 国際線予約が急増」(10/10 朝刊総合・経済面)
水際緩和を受け、日本への国際便予約が急増しており、今後のインバウンド需要の復活が期待されます。インバウンド関連産業は軒並み人員削減を行ってきたこともあり、短期間での体制立て直しがポイントになりそうです。
 
「企業倒産3年ぶり増 4~9月、原材料高・円安が重荷」(10/12 朝刊金融経済面)
コロナ禍となっても手厚い財政支援があったこともあり、倒産件数は低水準で推移してきましたが、コロナ禍からも十分回復しない中、原材料高、円安、そしてコロナ禍融資の元金返済開始等が重なり、倒産が増え始めています。原材料高、円安も視界不明瞭であり、融資の不良債権化が進むと国内景気の悪化に繋がりかねません。
 
「転職・副業で受け入れ先支援 首相表明、学び直し支援」(10/13 朝刊1面)
岸田首相のお話しから、5年で1兆円をリスキリング(学び直し)等の「人への投資」に投じるとともに、転職等を受け入れる企業への支援を強化するとあります。ここに来てかなり「人への投資」を軸にしてきた気もしますが、大事なテーマだと思いますので、徹底的に取り組んで頂きたいです。
 
「円相場、再介入巡り神経戦」(10/15 朝刊総合4面)
政府は発表していませんが、実は13日に為替介入があったのでは、という記事です。1円程度の円高にはなったそうですが、結局今日も148円位まで進んでいます。もはや為替介入が歯止めにならないことが明確になりつつあるのではないかと思ってしまいます。

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